見出し画像

Apple Watch はトライアスロンで使えるか

昨年から始めてみた私の2019年シーズンのトライアスロン参加も一段落しました、と言っている間に秋になってきました。今年はスプリントとオリンピックディスタンスにそれぞれ1回ずつ参加しました。

今年の2回の大会では Apple Watch で記録を取ってみました。普段のジョギングではApple Watchに入れているSTRAVAで記録していますが、大会でも使えるかどうかの確認です。結論としては、ぎりぎり使えるかなという感じです。

トレーニングのためには定番のガーミンを使う方法が最も良いのであろうと想像はしているのですが、まずはすでに持っているものを使い込んでみようと考えています。下記は私が普段使っているアプリや、間に合わせで何とかしたものです。人によって最適解は違うと思いますし、私ももっと情報が欲しくて、この文章を書いいます。

順番は最後ですが、ランはそのままSTRAVAのアプリを使いました。普段から使用しているので、安定して使えました。普段のジョギングでは1kmあたりの時間をヘッドセットで聞いていますが、大会では通信機器の使用は禁止なので、Apple Watchからそのまま音声が流れる設定にしました(通常使用時からヘッドセットを接続しないだけです)。ランの途中で気になったときに見れば良いのですが、1kmごとのリズムをつかむためにも音声ありにしました。ただ私のペースが周辺の人に丸わかりなのは少し恥ずかしい気もします。後半のランなので周辺の人も同じぐらいのペースであることが多いので、気にしなくても良いのかもしれませんが。

バイクはApple Watchを使いませんでした。普段利用しているGPS内蔵のサイコンをそのまま使用します。サイコンが最も見やすい位置に設置されており、AppleWatchの電池の消耗を考えても正解だったように思います。

普段通っているプールでは腕時計禁止なので、泳いだ後にSTRAVAにマニュアルアクティビティで距離と時間を手動で記録しているのみです(プールで腕時計の利用が許可されていても、STRAVAはスイムの自動記録に対応しておらず、他のアプリを探さなければなりません)。競技はオープンウォーターの記録ができて、STRAVAに転送できることを条件に、STRAVAがFAQで案内している MySwimPro を利用することにしました。

競技の時には、可能な限り普段と変わらない状態とすることを心がけています。普段通りの朝食を食べて、いつもと同じウェアを着て、使い慣れた機材を使うようにしていても、それでもトラブルは付きものです。普段使っていないMySwimProの利用はためらわれましたが、何も記録しないよりは良いかな、操作に迷ったり分からなくなったりしても、ほったらかしにしておいて害はないだろうということでチャレンジしてみました。

スイム直前にどうやって記録開始させるのか、止めるのかなどの操作方法を確認して挑みましたが、案の定上手くできませんでした。蒲郡では一応できましたが、大井川港ではGPSが途中で拾っていなかったり、時間がおかしかったりと変な記録になっています。時間は長く記録されていたことから、途中で間違って止めたわけではなさそうなので、GPSが途中でとまった原因は全く分かりません。MySwimProのプレミアム版にすると心拍の記録が見えるようですが、ストローク数などは見えないようです。こうなると記録している意味があまりないようにも思いますが、GPSの記録がなければ走った気がしないSTRAVA病に罹っている身としては、少しでき記録できる可能性があるなら今後も挑戦していきたいところです。

ハードの面ではバンドをNikeバンドに変更したぐらいです。普段は軽さとフィット具合の調整のしやすさからサードパーティー製のナイロンスポーツループを使用していますが、さすがに泳いでいるときに外れることが心配で、純正のバンドにしました。ガラス表面には普段から貼ってあるTPUフィルムをそのままにして使いました。特に剥がれることもなく問題はありませんでした。桟橋や手すりなどで傷が付くことが心配ならもっと全体を覆うようなプロテクトが良いかもしれません。

上記のような使い方でオリンピックディスタンスを終わった時点で電池の残りは20%ほどだったと思われます。競技後にApple Watchで家族と通話を数分しましたが、その後は普段通りで2時間後ぐらいで電池がなくなりました。このことから自転車の記録もApple Watchで取っていたらランの途中で電池切れになっていたと思われます。私のApple Watchはセルラー版なので、GPS版よりも多少電池の持ちは良くないのではないかと思いますが、大きく差はないでしょう。

ホビーで参加しているオリンピックディスタンスではApple Watchで何とかなりそうです。限られたお金を時計やバイク、シューズなど機材にかけるか、栄養関係にかけるか、競技参加やスクールにかけるのかなど悩むところですが、これからものんびりやっていこうと思います。

先日ハーフを想定して初めて20kmのジョギングに挑戦してみたら、10km過ぎてから全く走れませんでした。もっと鍛えないとApple Watchよりも自分自身が電池切れになりますね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?