見出し画像

NPO設立&フリースクール運営、不登校支援のこれまで②不登校になったけど、どうすればいいの?

1週間、2週間...そして1ヶ月学校へ行ってない。
いつもと何も変わらない娘たちと、どうやって学校に行くように作戦をとるかを話し合う私たち。以前にも知り合いの子どもが学校へ行かないという状況を聞いていたし、私はコーチングなど人の悩みの相談に乗る勉強もしていたけど、「この子たちは、本当はどうしたいのだろう?学校に行かない目的はなんだろう?」考えても、聴いても、待っても、何も分からず何も進んでいない感じでした。

この時点では、フリースクールという選択肢も知らず、「学校に行かない」というキーワードすら、自分の子供達がそのくくりにはいるのかも認識していませんでした。もしかすると、先生から、教育相談や支援センターの案内とかがあったら自覚したのかもしれませんが、これから学校にまた普通に行けると思っていたのでしょう。

学校にも毎朝『今日も学校に行けません』と8:30までにかけなければならなく、毎晩、毎朝「学校どうする?」と娘に聞くのは、とても嫌な気持ちでした。

.....

少しくらい行かなくても今が元気なら大丈夫。

.....

みんな当たり前に行ってる学校、すぐに行けるはず。

.....

周りの人になんて思われてるのかな。

.....

日々揺れ動く心は、娘も私も一緒でした。


長女は、YouTubeやアニメをひたすら見続けました。最初は1日何個の動画まで、とか時間も決めていましたが、パートに出ている間には自由に見ていることも多く、徐々に長くなっていきました。次女は、絵を描くことに熱中し、一つの作品を書くのに何時間もかけて描いていました。

それぞれが自分の時間を過ごしているのは、いいことだと思いながらも、勉強は最低限していないとやりたいことも出来なくなるし、将来困るからやって欲しい、という気持ちはまだまだ消えませんでした。

勉強以外にも、学校は色々な人がいることを学ぶ場所でもあるのでやはり社会交流はあった方が良いと思い、徐々に日中に子どもが行ける場所を探しました。その時、フリースクールという検索が、最も今私が必要としていたことと一致していたことに気づきました。

今、我が子達は、不登校で、フリースクールに行くような子達なんだ。

...でも、フリースクールはどんなことをやっているかいまいちイメージ出来ず、ホームページを見ても料金は高いし場所は遠いし、何より通うのか分からないのに、行けないなぁと思っていました。娘たちに聞いても「うーーーん。。」と行きたい様子ではありませんでした。

学校の先生は、少しの時間でも学校へ来るように促してくれるし、その通りだと思うけど、不登校でもフリースクールなどに通う人もいる。誰がフリースクールに行って、誰が学校に通うのか、この先どの道を選べばいいのか、情報を収集してもよく分かりませんでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?