レッスン構成を考える

幼稚園で年中さん12人グループのヴァイオリンレッスンをしています。

45分は、4ー5歳にとってはとても長いです。集中力が持つ子は少ないです。ましてやフランス語が母国語じゃない子も多いので、レッスン構成をよく考えなければ行けません。

初期は、15分刻みで3パートにしようと思いました。

15分椅子取りゲーム、15分歌う、15分ヴァイオリンケースの開閉。

実際このレッスンをしてみたところ、15分刻みはもたないことが判明。大体5分で飽きてくる。しかし、ヴァイオリンの開閉には15分以上かかる。

次に考えたのは、10分椅子取りゲーム。10分歌う、25分ヴァイオリンケースの開閉。

まぁまぁ良いのですが、25分もヴァイオリンケースの前でじっとしていられない。

そこで参考にしたのはNHK教育テレビ!日本のテレビ番組は素晴らしいです。25分番組で子供が飽きない構成です。何よりも音楽がいっぱい使われているのでとても参考になります。

大体5分刻みで内容がかわるのです。メモメモ。


そして、Youtubeで保育士さん、「てぃ先生」のチャンネルを発見!児童心理の説明から対策まで、とてもわかりやすいんです。

外国人にも通じるか心配でしたが自分なりに取り入れて見ました。

ヴァイオリンケースの明け閉めは、歌をつけて段階を踏むようにしました。歌うと子供たちは集中力が持ちました!

飽きてきたら、体を動かして気持ちを入れ換えます。

母が替え歌名人だったので、それを見習って何でも歌う。フランス語でも即興で。上手くはまらないけど気にせずにこやかに!

そして、新しいことを教える時は、一度ゆっくりはっきり言葉で説明し、実演して見せると言うことを担任の先生方から学びました。

そんなこんなで、最終的に出来上がったのは、

1、リズムと簡単なメロディーを取り入れたご挨拶。

2、椅子とりゲームを3~5回。

3、新しい事の説明とデモンストレーションの後、実際にやってみる。

4、バイオリンを構えて歌いながらピッチカート

5、数を数えながら簡単な体操でリラックス

こんな感じです。

生徒の様子によって、順番を変えたり、どれかをやらなかったりもしますが、なんとか基本が出来上がりました!

授業内容のマニュアルがなく、自由に出来るのはやりがいを感じました。

来年度は、年長クラスの授業を考えなければ!30分レッスン2回と45分レッスンがあります。またゼロからのスタート、頑張ります!


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