「三高」から「三生」へ!女たちの「男選びの基準」「結婚の条件」とは?
時代とともに女性の結婚の条件や男の選び方は変化を遂げてきた。
なんと言ってもわかりやすいのは「結婚相手の条件を3つ挙げてセットにする」こと(笑)
これは3C(さんシー)ともいわれる結婚の条件で、バブル期頃から行われている。
ひと昔前は「三高」という3つの条件を兼ね備えていることが重要であった。
「三高」とは
・高学歴
・高収入
・高身長
……そんな三拍子揃った有名企業に務める男がもてはやされた。当時はそんな上方婚を女たちは狙っていた。
そしてその3つの好条件を兼ね備えている話の裏で、「3Kはイヤ!」という女性の声があがる。
3Kとは、3K労働のことで「きつい・きたない・きけん」のローマ字の頭文字をとったもの。
過酷な労働をしている男性にとってやる気をなくすような発言であった。
そして、さらに「新御三K」なる言葉が出たのだ(笑)「新御三家」にかけてるオヤジギャグ(※わかる人にはわかる)
新たな三Kとは
新たな三Kとは
・価値観が同じ
・金銭感覚が同じ
・雇用形態の安定
という3つのKである。
つまり、高望みの志向の三高はもうやめ、男に自分の人生を委ねるのではなく、リスクを最小にするということ。
そして、不況が続くさなか生まれた結婚相手に対しての条件が「三低」だ!
三低といっても高望みの三高の逆、「低学歴」「低収入」「低身長」のことではない(笑)
これが「三低」だ!
その3つの低は
・低姿勢……女性を尊重する
・低依存……家事や身の回りのことができる、お互いの生活を尊重しパートナーに頼らない
・低リスク……堅実で安定した職業、または、リストラや事件に巻き込まれる事の少ない職業に就いている男性。教員、公務員などが人気。
これが「三低」
しかもその後ここに「低燃費」が追加され「4低」と変化した……。
女性も働く時代、専業主婦の三食昼寝付きなど夢のまた夢(笑)
女性の仕事を支援し、家事や育児を手伝って協力してくれる男性が一番!……となる。
そしてこのあと出てきたのが
「三安」
(※金融市場の言葉でない)
三つの安とは……
三安とは…
・安らぎ……安らげる落ち着ける家庭
・安定……生活の心配や苦労の少ない生活
・安心……夫や子供がいることによる安心感
が女性の理想の条件となった。
経済事情や日本を襲う災害などにより、女性たちの将来への不安が膨らんだからこそ生まれたのだろう。
ひとりじゃないという安心感がキーワード。
そしてそして、
平成から令和にあたって最近の結婚の条件は、な、な、なんと
「三生」!!
生っていっても大生、中生、小生のことじゃないよ。第三のビールのことでもない。生は「なま」じゃなく「せい」「いきる」のほうね。
新たな結婚の三ヶ条「三生」とは?
この3つの生というのは「生存力・生活力・生産力」のこと(笑)
どんな状況であっても生きていける力ってことね。
自力で生き抜く、無人島でもやってけるみたいな(笑)
どんなことが起こるかまるでわからない時代……。
これからは会社や雇用に頼るのでなく、自分の力で金を見出してほしいということなんじゃない?
三高からまさか「三生」になるとはね。
結局、女性の結婚に対しての条件は社会情勢に反映してる!
女性も時代に即して結婚相手の選び方を変え、その時の自分や状況に合わせて必要なものを条件とするんだろうけど……。
今の男性が結婚自体に尻込みして「嫌婚男子」になってるわけだからこれがなかなか交わらない。
それに、「生存力・生活力・生産力」の3つの生を持った「自分で稼ぎ食うことができるタフな男」なんてすでに嗅覚のいいメス犬に捕獲されてるってもの!!
そんな優良物件、まず、婚活市場には出回らない!
既婚を偽って出会い系に乱入してるかもしれないけどね。
あぁ、3つの生か、
桃子は「ジョッキ生3つ」で幸せです。
ああ、飲みたくなってきた。
神崎桃子
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