パニック障害専門カウンセラー三木ヒロシ

パニック障害専門心理カウンセラーの三木ヒロシです。カウンセラー歴14年、これまでのカウ…

パニック障害専門カウンセラー三木ヒロシ

パニック障害専門心理カウンセラーの三木ヒロシです。カウンセラー歴14年、これまでのカウンセリング件数は8,000件以上、多くの方のパニック障害完治改善のお手伝いをしています。運営メディアはこちら https://pd.sweeny.jp/

最近の記事

パニック障害を完治させるのにただひとつ重要なマインドとは

パニック障害含め、心の病全般においてとても重要なマインドがある。 マインドとはいわば「心持ち」のことだ。 どのような心持ちでいるか?どのような心持ちで日々を過ごすのか?によってパニック障害が完治できるか?は変わってくる。 ただ、多くの人はこの「マインド」の重要性、大切さに気がついていない。 ただ漠然とパニック障害の完治・改善を目指し進んでいくが、マインドが整っていないがために歩くのをやめてしまう場合がある。 今回は、パニック障害の完治・改善において必須とも言えるマイ

    • 身体の休ませかたを間違えるとパニック発作がしんどくなる、というお話

      日頃疲れた身体を休める、休養をとる、というのはとても大切だ。 上手に身体を休ませるからこそ日頃のパフォーマンスは最大化され、限りなく良い結果が残せる。 逆にうまく身体が休まらないと日頃のパフォーマンスは下がり、何事も乏しい結果になることが懸念される。 これはパニック障害など心の病にも言えることであり、状態にあった休息、休養をしっかり取ることで身体面も精神面も疲労がリセットされ、パニック障害の完治・改善に向かわせることができる。 さて、どのような人にとっても重要な「休息

      • 「最悪な結末」は空想上のものと理解することでその結末は離れていく

        なにか嫌なことが起こったり予感がしたとき、多くの人はそれに対しての、 「最悪な結末」 を思い浮かべ空想し、苦しい気分になってしまうことがある。 など、様々なことを空想し、そこに捕らわれてしまい抜け出せずにいる。 それはパニック障害においても同じことで、予期不安がしたときや実際にパニック発作が起きてしまったとき、あらゆる「最悪な結末」を空想し、心が疲弊してしまう。 人間は良くも悪くも空想やイメージができてしまうので、このようなことはちょくちょく起こり得る。 さて、で

        • あなたの中で何が起きているか?を理解しないとパニック障害は離れて行かない

          以前だが、パニック障害の役割について少しお話をした。 パニック障害の本来の役割というのは「アラーム」であり、あなたが何かしら無理をしていたり強いストレスを抱えていると、それは鳴り響く。 詳しくは下記を参照していただきたい。 パニック障害のことを「敵」と認識し、日々闘いを挑む人も少なくない。 強烈な怖さや不安感、それにともなうパニック発作が起きるのだから、「敵」と認識するのはやむを得ないだろう。 しかし、パニック障害を「敵」と認識しむやみに闘いを挑んでも勝ち目はない。

        パニック障害を完治させるのにただひとつ重要なマインドとは

          パニック障害を治していくのに集中して向き合うべきは「症状」ではない

          パニック障害という心の病を治していくとき、それはまず、 ”治すという決意” から始まる。 なにか目的があったとき、多かれ少なかれ決意があるからこそ、ゴールにたどり着いていく。 目的があっても決意がないとき、それはただの「憧れ」であって、希望するゴールにたどり着くのはそもそも難しい。 そして、果たしたい目的は明確でなければならず、不明瞭な目的だと進むべき道筋があやふやになってしまい、ゴールにたどり着けるのかも怪しくなる。 さて、例えば「パニック障害を治す」という明確

          パニック障害を治していくのに集中して向き合うべきは「症状」ではない

          相容れない人に気を遣っていると神経すり減るばかりで疲弊する、という話し

          「相容れない」という言葉を聞いたことがあるだろうか。 これは「あいいれない」と読むが、他人と主張や意見が相反してしまい、お互いが歩み寄れない関係性のこと。 ようは、 「どうもこの人合わないな」 「なんだか苦手な人だなぁ」 というように、人間関係的にどうにもしっくりこないことを言う。 このような、どうにも合わない、なんだか苦手、というのは普段の生活において至るところに存在する。 例えば会社の上司、後輩、取引先の相手、など。 またはプライベートでの友人、知り合い、集

          相容れない人に気を遣っていると神経すり減るばかりで疲弊する、という話し

          「人は、いつからでもどこからでも良くなれる」という事実

          私の好きな言葉に、 「人は、いつからでもどこからでも良くなれる」 というものがある。 誰から聞いた言葉なのかはうろ覚えだが、最初にこの言葉を知ったとき、とても強く惹かれた。 というのも、人間は何歳になっても、どのような状態にいようと、 「人は、いつからでもどこからでも良くなれる」 というのをパニック障害専門心理カウンセラーとして間近で見てきたからだ。 人間というのは不思議なもので、例えば「パニック障害は治らない」と諦めていれば治らないし、「パニック障害は治るもの

          「人は、いつからでもどこからでも良くなれる」という事実

          いますぐ『役立つ』専門家が厳選した「パニック発作対処法」3選

          いきなり襲い掛かかってくる不安感、恐怖感、それにともない引き起こされるパニック発作。 過呼吸発作、息切れ、動悸、めまい、手足の震え、耳鳴り、過緊張、離人感、冷や汗、などなど。 私も過去に経験がありますが、パニック発作が起こると、 「どうしよう、このまま死んでしまうのでは」 というなんとも言えない絶望感や怖さが相まって、身体が硬直し動けなくなることは多々あります。 また、「倒れてしまうのでは」「気を失ってしまったらどうしよう」といった心配も頭に浮かび、なおさら身動きが

          有料
          1,980

          いますぐ『役立つ』専門家が厳選した「パニック発作対処法…

          心の病は「引き寄せの法則」から成り立っている

          パニック障害、うつ症状、抑うつ神経症、適応障害、過食症、拒食症、etc・・・ この世界にはとても多くの心の病が存在している。 そして、多くの心の病は心身を蝕んでしまい、普段の生活はおろか社会生活にさえ影響を及ぼし、大変な思いで生きている人もいるだろう。 人によって心の病の発生原因は様々だ。 その多くは人間関係と言われているが、場合によってはその人しかわからない現象で心の病に陥っている可能性もある。 さて、人によって原因は様々であり社会生活も不憫を強いられるほどの心の

          心の病は「引き寄せの法則」から成り立っている

          パニック障害のご家族やパートナーはどのように寄り添えばいいのか?

          パニック障害という心の病は周囲の理解をなかなか得られないことから、孤独感に陥りやすいものだ。 そもそもパニック障害など心の病はなった当人しかその感覚、苦しさやツラさがわからない。 それでも周囲の理解を得ようとする気持ち、焦りがあり、それがほとんど叶わないことからパニック障害は深みを帯びてしまう。 だが、パニック障害の根本にある苦しさやツラさはわからなくても、ご家族やパートナーがわかろうとする気持ち、理解しようとする考えかたを持つことで、パニック障害の当人は救われる。

          パニック障害のご家族やパートナーはどのように寄り添えばいいのか?

          パニック障害の苦手なものを知ることで自ずとパニック障害は離れていく

          パニック障害というのは心の病のひとつだが、そのパニック障害にも苦手とするものが存在する。 パニック障害が苦手とするもの、いわばパニック障害の撃退に役立つものだが、多くの人はその実在を知らない。 これは私のカウンセリング経験から導き出したものだが、これまでパニック障害を完治・改善させた人たちは、この苦手なものを理解していた。 もちろん最初から理解していたわけではなく、カウンセリングを通し、そのなかで把握し実践していった。 パニック障害が苦手とするもの、それは計6つある。

          パニック障害の苦手なものを知ることで自ずとパニック障害は離れていく

          幸せとはいったい何なのか?とその尺度について

          嬉しい、楽しい、気持ち良い、面白い、おかしい、好き、好ましい、happy、lucky etc・・・ 世の中には形は違えど、いろんな「幸せ」というものが溢れている。 嬉しいことがあれば素直に嬉しいし、楽しいことがあれば素直に楽しい。 「幸せ」という感情は、人が生きていくうえで欠かすことのできない、一種の潤滑油のような存在だ。 「幸せ」というものが日常において多ければ多いほど満ち足りた人生になるだろうし、逆に少ないとどこか暗く満ち足りない人生となるだろう。 しかし、単に

          幸せとはいったい何なのか?とその尺度について

          「いつか治るだろう」という考えは足元をすくわれるのでやめた方がいい

          「希望的観測」 という言葉がある。 これを辞書で調べてみると、 とある。 これは、なにかが始まった際、その結末が自分の都合の良い形で終わればいいな、というご都合主義な考えかたのことだ。 パニック障害はもちろん、うつ状態など心の病に陥っている人全員ではないが、 「いつか治るだろう」「そのうちに消えていく」 といった「希望的観測」による考えかたを持っている人は少なくない。 だが、そうは思っても心の病に「いつか治るだろう」という考えかたは通用しない。 「いつか治る

          「いつか治るだろう」という考えは足元をすくわれるのでやめた方がいい

          「閉塞感」と「圧迫感」はボディーランゲージで解消することができる

          心の病、とくにパニック障害や不安神経症、うつ状態などに起こりやすい 「閉塞感」「圧迫感」 という2つの感覚。 「閉塞感」はその名の通り、閉じ込められているような、閉ざされているような、狭いなかに押し込められているような感覚のことだ。 一方、「圧迫感」は何か大きなものが迫ってくるような、強いものに押しつぶされそうな、プレッシャーのような感覚のことだ。 パニック障害やうつ状態など心の病に陥る人は、回復への道が見えないため暗く出口が見えない長いトンネルを歩いているような。

          「閉塞感」と「圧迫感」はボディーランゲージで解消することができる

          心の病は「早く治そう」と思うほど長引いていく

          うつ状態、パニック障害、社会不安、適応障害、対人恐怖、etc・・・ 世の中には「心の病」と呼ばれている症状が複数ある。 「心の病」とは厄介なもので、その多くは静かにゆっくりと心を蝕んでいき、気がついたときには飲み込まれている、というのは良くあることだ。 その症状は軽いものから重いものまで、その人がどれだけのことを抱えてきたのか?心に溜めてきたのか?により変わってくる。 さて、「心の病」に陥ったとき、多くの人は混乱し困惑する。 それは、いままで出来ていたことが出来なく

          心の病は「早く治そう」と思うほど長引いていく

          感情消化のプロセスが理解できるとパニック障害は消えていく

          人間はもちろん、動物として生きていくため本能的に備わっている 「感情」 というもの。 「感情」というとどうしても人間の専売特許と認識されがちだが、人間以外の動物にも備わっている機能だ。 今回難しい説明は省くが、感情というのは基本 悲しみ、怒り、怖さ、嬉しさ というような、上記の4つが心理学的には主となる。 上記4つの感情は違う言いかたをすると「本物の感情」と呼ばれ、これらの感情以外はすべて偽物(まやかし)の感情と言われている。 動物のなかでも、特に人間はこの感

          感情消化のプロセスが理解できるとパニック障害は消えていく