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School of Rock: ミュージカル中毒かもしれない

ミュージカルが大好き過ぎて中毒かな?と思うこの頃。ロンドンに来てから、王道のPhantom of OperaやLes miserable、定番のWicked、Matilda、子供が可愛くて仕方がないSchool of Rock、歌詞が頭に残るHamilton、一番笑えたThe book of Mormon笑、ライブみたいなThriller、今はやっていないけどなかなか新鮮だった王様と私、Bad out of Hell、War horseなど、余裕があれば色々観てきた。

そして、今になって何だかこの感動を文字に残しておきたいと思うようになった。今後ロンドンにいる間にどれだけのミュージカルや観劇を観れるか分からない。だけど、今からスタートしてもいいじゃん、と何だかふと思えてきた。

記録しておきたい第一作品は、School of Rock。このミュージカルは一番前の席で観るに限る。子供の躍動がガンガンと伝わってきて、何だかぞくぞくするからだ。

ロックスターの夢を諦めきれない、いい年したおっさんDewey。親友宅に居候し続けていたが、親友の彼女に家賃を払えと言われ、カクカク云々でとある名門学校の代理教師に。そこで出逢った真面目な子供たちを、ロックの力で自由に羽ばたかせるのだ。

このミュージカルが好きなところは、どこから見てもダメ男のDeweyが、周りの子供や真面目校長、子供たちの親を変えていくところ。あ〜人は誰でも輝けるところがあるんだなぁとか、自分を圧し殺す必要なんてないんだなぁとか、そんなことを思う。

と同時に、ロックに触れて弾ける子供を観て、あぁこんな子供に育てたい、そんなことを思ってしまうのだ。それだけ、子供たちがとってもカッコいい。

変わるのは子供や校長先生、子供たちの親だけでない。Deweyも子供に支えられて、よりイキイキしていく。誰からも必要とされなかったのに、今は子供たちが彼を必要としている。例え彼がニセ教師であったとしても彼の本質を子供は理解する。このストーリー性が私はとてつもなく大好きなのである。

あぁ、ぜひもう一度観たい。

P.S.
School of Rockは最後に撮影可能だよーって言ってくれる。だからこそ前の席はすごくおすすめ。

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