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【東京のU29】私が関係人口ですー外山友香

こんばんは!colorvanメンバーの外山です。いつも誰かのを編集してきた私ですが、今回は自分のことを書きたいと思います!とりあえず読んで!w

今、社会人3年目で、東京の “場づくり” をするベンチャー企業でコンテンツディレクターをしています。場づくりって色々あると思うんですが、私は住まいの “場” 、リノベーション物件を売る事業部にいます。主な業務内容は編集やライター、進行管理などです。もともと書くことが好きで、1年前に今の会社に転職しました。興味関心が広い人間なので、社外で街歩きや飲み歩きイベントを主催し、色々なところで出会った人をゆるくつなげるような、ふんわりとしたコミュニティマネジャー的なこともしています。

小学校から高校までは神奈川、その後東京の大学に進学したので、いわゆる “東京生まれ東京育ち” のようなもの。地方と呼ばれるところに住んだことはないですし、何より宮崎に縁もゆかりもありませんwそんな私がどうして地方に興味を持っているか、そしてこのプロジェクトに関わっているかをお伝えしたいと思います。

留学で気付いたこと

地方に関わるきっかけとなったのは、台湾での留学でした。そこで一番驚いたのは、日本文化の認知度や外国の友だちが日本のことを褒めてくれること。私が知らないことを台湾人の友だちが知っていたこともたくさんあり、日本のことを聞かれても答えられたなかったり。海外に行ったけれど、より興味を持ったのは日本のことだったんですよね。日本の文化とかよさをちゃんと見れていないなーと痛感したんです。

帰国後外から見た日本を知りたいと思い、訪日観光のボランティアやベンチャー企業で働きました。気づいたことは、地方のポテンシャルの高さ。しっかり調べて来る外国人は好んで交通の便があまりよくない地方に行くし、ホテルではなく民宿に泊まるし、田んぼの間を走るサイクリングツアーに参加する、もちつきや夏祭りの出店、富士山と桜の景色を楽しむ。

もともと日本にある文化をもっと大切にすべきなのでは? そしてそれがしっかり残っているのは東京ではなく、地方なのでは?と思うようになりました。ですが、そのときの私は地方といっても観光地にしか行ったことがなかったし、住んだことももちろんない、知り合いがいるわけでもない。

なので、なるべく長期的に地方の人と関わるべく、与論島や群馬県桐生市で2週間インターンをしたり、47都道府県制覇を目指しひとりで島根や鳥取、四国などを巡りました。

当たり前が魅力になる

思ったことは「もったいない」ということ。それぞれの地方に個性があり、魅力がある。それをきちんと外に発信できていないことが、とてももったいないと思いました。地元の人たちがそこに持っている愛着、営まれる暮らし、そこに住む人たち自身が魅力になっています。ですが、そこにいる人たちは自分たちの暮らしや文化は当たり前で魅力になることに気づいていない。ただ単に観光に行くだけでそれを知ることはなかなかできない、そこから人と人の出会いとつながりをつくる場をつくりたいと思うようになりました。

私が関われる人しかつなぐことはできませんが、少しずつでも人が人を呼び、その輪が少しずつ広がっていくことで、その地方を盛り上げることにつながるのではと思っています。

地方が心の拠り所になる

もうひとつやりたいことは、居場所を増やすこと。それは私が、でもあるのですが、東京にも居場所はあるし楽しいですが、ふと遠くに行きたくなることがあるし、どこかに帰れる場所があることが心の拠り所になってくれることもたくさんありました。なんせ行くだけで喜んでもらえるんです(笑)そして飲み会を開いて大歓迎してくれますwあくまで私の話かもですが、意外と地方に居場所を増やすことで生きることが楽になる人がいるのではと思っています。

最後に、私が2拠点生活をしたい理由は、シンプルで、東京が疲れるからです。刺激が多いことは楽しいですが、私はどこかで区切りを設けているからがんばれているんだと思います。そして、東京で身につけた色々なスキルは地方ではもっと活かすことができるのではと思っています。一概には言えないかもしれませんが、多くの人に影響を与えられるのではと思っています。

色付け、彩られる

私はまさに “地方が特別な場所” になり、その後もゆるくつながりを持つ関係人口になった人です。普段東京で出会わない人と話し、価値観を知り、気付きをもらいました。だからこそ、「もったいない」地方の個性を色付け、そこで得られる気づきで少しでも参加者の方の人生が彩られればいいなと思って、KINAIYOに関わっています。

宮崎のことはあまり書きませんでしたが、色々な地方に行ったことある私の中で移住候補ランキング1位に躍り出た場所ですw詳しくはこちらから!


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