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カラーヒストリーとは
カラーヒストリー(色歴史)について、ちゃんと説明しよう。
たとえば、 子供の頃は紺色の服ばかり着ていた、とか
母親が、ピンクばかり着せようとするので、 あえて青い服を自分では選んでいた、とか
ある時から、身の回りの雑貨を、緑色で揃えるようになった、とか
年代順に追っていくと、色の帯ができるのである。 唯一無二の、カラーレコードといっても良いかもしれない。
前の記事で自分は、マゼンタと、ロイヤルブルーが波のように繰り返す、と書いた。でもそれは仕事をするようになってからのことで、子供の頃や学生時代を思い出すと、もっとカラフルになる。
いやいや、黒の時代もあった。 とにかく、白に惹かれることもあった。
改めて、当時とその色の持つ象徴を重ね合わせてみると、 ぴったりくるのだ。
あぁ、あの頃、色の象徴性を知っていれば、 その処方箋を手にすることができたのに、 もう少し柔らかく、生きることができたのに…
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