グレイヘア #季節と共に髪型バリエーション

グレイヘアモデルとして、雑誌に掲載されたインタビューの中で、「これまでとは違うお洒落を楽しみたい」と話した。

お洒落も色々あるが、今回はヘアスタイルのはなし。

そもそも、グレイヘア自体がユニークなものである。一本残らず100%白髪という人は珍しく、黒と灰色と白が混ざった、その唯一無二の髪色は、分け目を変えるだけ、長さを変えるだけ、ちょっとウェーブをいれるだけで随分と表情が変わる。美容院へ行くたびに「違うヘアスタイルにしたい」と言う、飽きっぽい自分にはぴったりだと気付いた。

ショート・マッシュ <春~夏>

グレイヘアの最初の頃は、似合う髪型が分からない。美容師さんにお任せしたら、ショートマッシュにしてくれた。頭頂部にボリュームを集めて、若々しく、ボーイッシュに、遠目にもシルエットが綺麗に見える。その後、伸びてきたらボブに移行しやすい。

ショート・ボブ <秋~冬>

夏の暑さが和らいできたら、伸ばすのが苦にならなくなる。これからの季節、ハイネックや、首に巻くものが多くなるので、襟足をすっきりとさせ、頭頂からのボリュームを下ろしてきても重さがちょうどよい季節となる。なんといっても、乾燥する時期はボブにしても髪が膨らみにくく、収まりが良い。イベントの多い時期、どんな服とも相性が良い。

エア・パーマ <冬~春>

そろそろ、面で見せるスタイルに飽きてきた頃、毛が伸びて、さらにボリュームが下がってくると、軽やかなものに憧れを持つようになる。頭頂部からレイヤーを沢山入れて、襟足は残す。柔らかいカールで動きと軽さと、立体感を持たせると、また違った雰囲気になる。一言で言うと鈴木保奈美さんのような髪型。あくまでも顔ではなく、ヘアスタイルのはなし。

ウルフ <春~梅雨>

ロングヘアには程遠いが、せっかく襟足も伸びてきたし、レイヤーも入ったままなので、この長さをキープしたまま、ウルフスタイルで伸ばしていこうと決めた。

普通、「伸ばしたいので‥」というと、とにかくフラットに切り揃えて、伸びるのを待つ、という状態になるのかもしれない。 黒髪だとそれでも良いのだが、グレイヘアだと、「ただ放置している」様に見える場合がある。

落ちてきたパーマの緩いウェーブを残したまま、ハイレイヤーを入れ、髪が伸びた分、間延びしないように立体感を作ってもらう。

<梅雨入りか?>

さて、今年は(2021年)梅雨が早そうだ。東京は、まだ五月も半ばなのに雨天が続き、すでに関西地方は梅雨入りしている。

湿度を真に受ける、くせ毛の髪は、ウルフというより、クリンクリンの赤毛のアニーのようになってきた。これも面白い、とは思うが、湿度変化で毎日髪型が変わるので、人と会う仕事日のコーディネートが決まらない。

湿気と癖で、くるりん!と一回転カールしている髪を引っ張ると、結構な長さだ。これは、パーマでストレートにしたらまた違った表情に出会えるかも!

次は、ストレート・ウルフか、暑さに耐えきれず、ベリーショートか・・・




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