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「子供が生まれてから、平日初めて夕飯を一緒に食べられた」話 通勤往復4時間の執行役員が仕事と家庭を両立するポイント

この記事は、2020年6月3日に執筆し、加筆・修正を加えたものです。

こんにちは!採用広報の佐々木です。

緊急事態宣言も解除となり、保育園や幼稚園・小学校も徐々に再開されてきましたね。クラウドワークスで働くメンバーのカラフルなワークスタイルを発信するColorfulWorksでは、リモートワークスタイルに注目。

今回は「リモートワーク×子育て世帯」の二回目ということで、クラウドテックの統括をしている執行役員の中山さんのリモートワークスタイル。

緊急事態宣言中は娘さんの保育園が休園となり、普段は保育園に通うお子さんが在宅、中山さん自身も全社原則在宅勤務体制でリモートワークをするようになった状況下でのお話。

中山さんへのインタビューを通じて、こういう状況だからこそ見えてきた新しい価値観を聞くことができました。

ー自己紹介をお願いします。

中山:エージェントマッチングDiv.というプラットフォーム型ではないサービス領域の副GMをしています。その中でも、フリーランスのエンジニア・クリエーターのためのエージェントサービス「クラウドテック」の事業責任者(執行役員)です。
プライベートでは、妻と2歳の娘の3人暮らしです。

ー多くの取材やセミナー登壇もこなす、まさに「クラウドワークスの顔」の一人だと思っています・・・!

1日の流れ「子供を見る時間は夫婦分担」

中山:緊急事態宣言中、娘の保育園は休園、妻は娘の保育園休園期間中は時短のリモートワークに切り替えていて、自宅で一緒に過ごしている状況です。

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中山ファミリーの1日のスケジュール

(6月3日現在、徐々に保育園も再開したとのことです)

娘は、パパママが家にいると仕事中でも膝の上に登ってきたり、大きな声でお話をしてきたり・・・。

最初は誰がどのタイミングで子供を見るとか、時間が取れるかとか上手くいかなくて・・・仕事が上手く出来ないときもありました。

そんな環境でも仕事ができるよう、スケジュール表を書き出して合わせてやってみることで、「子供を見る時間」を分担しバランスを取りました。

大きな塊で時間を取るようにして、娘との時間も大事にしながら仕事もすすめられるよう役割分担をしています。

ー細かく時間を分けたり、1日まるっとどちらかが子どもを見るという事ではなく、「大きな塊で時間を取るようにする」、これは良さそう!

リモート環境で働くために大切にしているのは「自分の状況の見える化」

ーリモートワークをする上でどんなことを大事にしていますか?

中山:リモートと出社で何か変わるかというと、そんなに深く考えてなかったです。

私にとって、「結果を出すこと」と「一緒に働く人が不利にならないこと」は前提です。その上で、働く場所や時間など自由に選べたら良いと思っています。

家庭の事情によって制約がでることで、言い訳をしたり、他の人に負担をかけたりしたくなかった。例えば結婚などライフスタイルの違いによって、メンバーと壁ができるのは避けたいんです。

だから午前中は子供を見ながら仕事をするため集中できない分、夜やりきる!翌日に持ち越さないようにしています。

チームメンバーにも「午前中は子供を見ながら仕事をする」旨を伝えていて。例えば午前中にミーティングを行うことは難しいなど共有をしています。

メンバーにはこの体制中助けられた点も多々あり、感謝しています。

自分の中で優先順位はあっても、他人から見えないものは多い。メンバーなどから自分がどう見えているのか、常に気にかけるようにしています。

ー中山さんの社内のカレンダーには、午前中「打合せ不可」等都合が悪いタイミングでスケジュール登録がされていますもんね。なるほど、チームにもご自身の状況を共有、見える化することで周りのメンバーもスケジュール調整がしやすくなりますね。

在宅勤務中「子供が生まれてから初めて平日に夕飯を一緒に食べられるように」

ー普段は会社から片道2時間近くかけて通勤していると聞きました。
リモートワーク自体は、原則在宅勤務になる以前は月数回リモートワークをする程度だったと伺いましたが、今回何か変化はありましたか?

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中山:子供が生まれてからはじめて、平日に夕飯を一緒に食べるようになりましたね。

通勤しているときは19時に会社を出ても、帰宅するのが21時近くになってしまう。
そうすると平日一緒に子供とご飯を食べることは難しい。

しかし家で仕事をするようになってから、夕食は家族揃って食べられるようになったことで、娘の成長も毎日感じられるようになりました。

昨日できなかったことが急にできるようになったり、テレビ会議で大人が話す言い回しを真似して言ってみたり。

今回の在宅勤務のような機会がなければ「気づいたら娘が成長している」という状況だったと思うんです。子供の1週間の成長って凄いですし。
今回は原則在宅勤務体制で家にいたので、良い機会だったかもしれないですね。

ー素敵なエピソード。
移動時間がなくなった分、家族の時間が増えたり、子供の毎日の成長を感じられるのは、生活と仕事が隣り合わせのリモートワークならではですね。

在宅勤務中、苦労していることは「仕事中、子供との向き合い方」

ー逆にうまくいっていないこと、苦労していることはありますか?

中山:正直在宅勤務の「仕事面」で苦労していることはそれほどありません。

でも保育園に行けない娘が「かまってほしい!遊んでほしい!」となった時に、どうしても集中できないことはありますね。期限のあるタスクがあるとキビシイな、難しいなと思う事もあります。
こういう時は動画を見てもらったり、別のことに集中してもらうようにしたり・・・何とかしています。

リモートワークが大変なのではなく、保育園に預けられないのが大変ですね・・・。

ー確かに。
子供にとっては大人のリモートワークという状況は関係無いですもんね・・・。普通なら保育園で沢山遊んでいたのに、家庭で全て見ないといけない状況はお互い大変ですよね。

中山:子供が2歳で、ちょうどワガママな年齢で。
MTGや期限のあるタスクがあるとキビシイなと感じることもあるし、難しいなと思う事もあります。

子供を言い訳にしたくはないですしね。

ー皆同じ悩みを抱えているんですね・・・。

子育てしながら自宅で生産性を上げるコツ

ー仕事に集中したい時、お子さんにお願いしていることはありますか。

中山:そうですね・・・
・出来るだけ頼らないようにしていますが、テレビとかアニメを見てもらっています。
・大量のビーズとかずっと触っていられるものを与える。
細かいもののほうが集中して触ってたりするんですよね。
・スーパーボールを大人買いしてきて、それで遊んでたりとか。
何百個とリビングに蒔いたりとかしています(笑)

とにかく娘が「集中できるもの」を見つけて遊んでもらっています。

ー上のお写真がそのスーパーボール!
やはりテレビやアニメ、頼りになりますよね。同じです。。。

ありがとうございました!

仕事に集中する時間、お子さんや家族と過ごす時間を奥様と分担してメリハリをつけ仕事をしている中山さん。

多くのメンバーをマネジメントしたり、会社にとって重要な判断を下したりする立場にある中で、フルフレ・フルリモを駆使して仕事と家庭を両立するワークスタイル・ライフスタイルは非常に参考になりました。次回のリモートワークスタイル紹介もお楽しみに!

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