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【読書感想文】宇宙に行くことは地球を知ること

ずっと読みたかった本、ようやく読む時間ができました!

ひとことで言うと、知りたかったことをみんな矢野顕子さんが聞いてくれた、って感じです。

今回、#読書グラレコ に初チャレンジしてみました。

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特に興味を惹かれたことを描いてみたけど、難しい!!!!!
これは、やりがいがありました。

お二人の似顔絵は...触れないでください(泣)

印象的だったこと

1 矢野さんの好奇心と野口さんの感受性

さすが、芸術家と思う質問をする矢野さんと、それに共感する野口さん。第一線で活躍し、なにかを成し遂げた人の、一流同士の会話でした。矢野さんの宇宙の知識もすごいし、科学の世界で生きる野口さんの、理詰めではない感覚の話もすごい。

2 命懸けの職業

チャレンジャー号の次に宇宙に行く予定だった野口さんは、チャレンジャー号の事故によって、自身の宇宙行きが延期になります。チャレンジャー号の機体の破片の回収作業にも参加し、命懸けの仕事であることを再確認します。また、ご家族、特に娘さんと向き合い、納得してもらう場面は心に残りました。

宇宙に行く前に遺書を書くということからも、支える家族の心情は想像できない厳しさなのだろうと思いました。

この部分はちょっとグラレコできませんでした。

3 アメリカは転職社会

宇宙飛行士という職業は日本ではすごく特別ですが、アメリカでは一回宇宙に行ったら民間企業に転職する人も多いというのも興味深い話でした。今、日本人宇宙飛行士は7人しかいませんから、そんなふうになるのはだいぶ先の話なんでしょうね。

まとめ

宇宙飛行士の方の内面や、訓練に向かう気持ち、宇宙から帰ってきて燃え尽き症候群のようになるなど、普段の短いインタビューでは知れないことがたくさん書いてありました。

矢野さんの質問も、それに対して野口さんがすごくわかりやすく回答してるのも興味深い。本当に読みやすくて面白かったです!



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