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大人になった私が子ども達から教えてもらったこと

こんにちは、1人ひとりに合った居場所作りを応援している伊藤裕子です。

先日、幼稚園に預けている息子を迎えに行った時に、子ども達から大切なことを教えてもらいました。

それは、「湧き出る感情を否定しない」ということです。
今日はそんな話をしたいと思います。


その時は雨上がりで、空に大きな虹がかかっていました。

園の門を開けると、目の前に何人もの子ども達がいました。
そして子ども達は、空に向かってそれはそれは大きな声で、虹という歌を歌っていたのです。

子ども達はただ単純に、空に虹が見えて、
歌いたくなったから歌を歌っているようでした。

感情の赴くまま行動している姿を
目の当たりにし、
ただただ、感動したのでした。

虹が出てる!嬉しい!歌いたい!!

眩しい、眩しすぎる、、、
私は大人になってから、空に虹が見えて、空に向かって大きな声で歌うことがあっただろうか?
(ないない、そんなことしたら、周りがビックリする)

大人になると、社会性が身に付き、周りへの配慮から自分の感情を抑えることが多くなります。
感情をコントロールして、我慢したり遠慮したりすることもあります。

それ自体は、大人の魅力の1つであり、
周りへの優しさであり、生きる術であり、
素敵な行為だと思っています。

でも、今回の子ども達を見て、
湧き出る感情自体は、否定しなくていいんじゃないかなと思ったのです。

嬉しい
楽しい
寂しい
悲しい
いやだ
好き!

感情は本来、自然に湧き出るもの。
自分から出てきた大切な一部。

子育てにイライラしたり、うまくいかなくて落ち込んだり。
自分の心の中にあるドロドロを責めがちですが、
それもまた、自分から出てきた大切な一部なんですよね。

芽生えた感情は否定せずに受け止め、
まずは自分に優しくありたいな。
そう思ったら、私の心も良い天気になってきました。

また、頑張っていこう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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