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北海道津別町での日々
こちらに書いたように北海道津別町に行って来ました。☺️🍁
何もない町で行き当たりばったりに動きました。
ここでもたくさんの方にお世話になり優しくしてもらえて、
どうして…
町の人にはメリットも無いのにフラッと遊びに来た東京モンのわたしに良くしてくれるんだろう。
と疑問もありました。
深く考えても仕方ないのでわたしにできることはお手伝いだ!と思い農作業について行きました。
結果から申し上げると、
多分全く役に立ってないです🤦♀️
バテてました💁♀️
広大な農地でビートの収穫!!
ビートはてんさい糖の原料みたいです。
ブルドーザーに乗ったり、ブルドーザーの通った後を平らにしたり、、、
3枚目の鍬がそもそも重すぎて、
持ってるだけで筋肉痛になるという始末😦
標高の高い農地なので、
酸素が薄くうまく呼吸できない、
鍬重い、
長靴重い、
土で足が絡まる
ビートがそもそもどこに埋まってるか岩なのか見分けがつかない
役に立つよりも足引っ張っていたかと思います。🤦♀️🤦♀️
バテるわたしの横で60歳のおばあちゃんたちがめちゃくちゃ元気に動き回っていて
圧巻でした🙇♀️
お昼ご飯はママさんお手製のカレーが出てきたり、
鹿のバーベキューをしました。
鹿肉が普通に豚肉のテンションで出てきて、
食べるんですか?!😲😲😲😲
と思わず聞いてしまいました。
鹿肉は駆除した分なので無料でいつでも手に入るそうです🦌🍖
あんまり私は食べれなかったけれど
人様の家でご飯が出てきて、
家族みんなで食べてまた午後から仕事というわたしの中ではカルチャーショックな生活でとても新鮮でした🥰
そしてわたしが滞在していたところは
でてこいランドという公民館のようなところで一泊2000円です。
激安ですし、光熱費も全部入っています。
ここの館長さんがまたまた仏のように優しくて、
あんまり食べないわたしを気にしてか、
他の滞在者に内緒で色々と作って振る舞ってくれました。
こういう愛情をちゃんと受け取れる人間になりたいなあと心底思いました。🥲
駅まで送り迎えしてくれたり、
まさかの運転特訓まで
助手席でご指導いただきました。
(何を隠そうわたしはペーパー免許です。
車道に一度も出ずゴールド免許です。👍)
アクセルとブレーキ間違えて危うく館長さんと心中するところでした。😅
他には阿寒湖に行ったり、自転車でコーヒー豆を山奥まで買いに行ったりなかなかのサバイバルでした。
今回の旅で感じたことは2つあります。
①本州からの出稼ぎの人が多い
凄く驚いたのですが、
宿泊先に5人くらいの男性のおじさんや若い人もいました。
隣の宿泊先には女性も数名。
わたしみたいにこんな何もない町に来る観光客の人も結構いるんだなあ!
と思っていました。
ですが何故かその人たち
めちゃくちゃ朝早くて夜もすぐ寝る。
館長さんに聞いたらまさかの、、
本州で仕事のない人、
リストラなどにあった人、
社会にあまり合わなかった人、
単純に農家したい人がこの町に来て農家さんに雇ってもらってお仕事してるとのこと。
だからみんな東京や大阪の人でした。
コロナの影響で、本来ならネパール人やタイの人を雇うけどそれが出来ないから本州から募集したら思いの外集まったと。
ただ冬の北海道は何も出来ることがないので任期は10月まで。
この後どうされるんですか?
とその人たちに聞いたら
👴うーん、あったかいところでまた食いつないで冬が終わったらまたここ来るかな〜
🙎♂️まだ決めてないな〜
👨🌾滞在出来る限りこのでてこいにいます
👩ワクチン打ったら戻ってきます!
すごい猛者達の集まりでした。
休職しててリフレッシュで来てます、と言えず
ニートです!!😉
と即答しました
これに関しては人の自由なので全然良いのですが、ほんの少しだけその方達のリテラシーというか常識がないところにも驚きました。
冒頭に書いたように
館長さんがある日私に
鮭🐟の塩焼きをこっそり焼いてくれてた時に、
1人の出稼ぎおじさんが、
館長さん何してるんですかー?美味しそうですね〜と声かけてきて
館長さんが、
この子(わたし)に鮭焼いてんだ〜
と言った途端
えー‼️😳😳いいな!ずるい!
なんでですか?
女の子だけに優しいんですか?!
いいなあー!!
と子供のように騒ぎ始めました😵😵😵
館長さんは
わかったよ、あんたにもあげるわ。
とわたしの鮭半分をそのおじさんに😲😲😲
おじさんのそのあとの一言が衝撃
イェーイ、ラッキ〜〜
一食浮きましたわ〜(^^)v
私のことは見向きもせずに鮭だけ持っていなくなりました🤷🏼♀️🤦♀️
大人げない‼️‼️‼️😲😲
同じ東京人として恥ずかしいぞオッちゃん‼️
心が豊かじゃないのかな。
生活で精一杯なのかな。
そんなに飢えてるのかな。
色々と思ってしまったけど一番は
館長さんはどう思ったんだろう。
2000円で泊めてくれてて、その他の掃除も館長さんが全部やってて、空いた時間に作った食事を他の人にあげて…
何も言わない館長さんすごいなと思いました。
②津別町の課題
津別町はすっごく良いところで、不便だけど住みやすそうな町です。
でも、
全然本州からの移住者がいない、
(出稼ぎおじさんは沢山いる)
津別が良いなーと思って移住しても
高確率で本州に戻ってしまうとのこと。
津別町の過疎化は進んで、小学校も中学校もたくさん昔はあったのに今は一つだけ。
高校もあるけど学力が低くて地方にみんな進学してしまう
今回お世話になった農家さんに聞くと、
津別の人は表面は優しい人が多いけどまだまだ外からの人に抵抗があり、
新しいものを受け入れることに強いブレーキがあるようです。
いじわるするつもりはないけれど協力をする気もない、
新しい人が何かしようとすると、
まずはリスクとデメリットを言ってしまい物事が進まないそうです。
町の人の中で、積極的に本州の人を受け入れようとする動きに対してバッシングしたり噂したりなども…😢😢😢😢
でもこれはその人たちなりに町を守ろうとしていることでもあり問題は根深そうです。
でもこのままだと津別はこれと言った観光地もなく産物もない、子供が減れば活気も無くなってしまう。
悲しいな。と思います。
今は私は入院中ですが
回復したら今回お世話になった人たちにいつか貢献出来る様に力をつけたいなあとおもいます。
津別はとても良い場所です。
これからの季節はオホーツク海で流氷が見れたり、流氷の中を泳げたりします!!
ぜひ行ってみて欲しいです!!
私にもご連絡くだされば農家の方をご紹介します☺️‼️‼️
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