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初めてのハーブチンキ体験。入浴剤にしたら、浴室全体がお醤油蔵に…

 ハーバリストの講座を受け始めて2ヶ月目。先月の課題は「ハーブチンキ作り」でした。1か月後に、恐る恐る蓋を開けてみたら、お酒の甘い匂いと薬草の混じり合った、もろみのような、なんとも言えない不思議な匂いが…

 ハーブチンキとは、ハーブをアルコールに漬けて、成分を抽出したものです。ハーブの成分がまるごとアルコールに溶け出して、お茶で飲むよりも、より深く、強く、エキスを利用することができるのだそうです。


 チンキの利用方法は様々で、飲み物に加えたり、お料理やお菓子作り、手作り化粧水にも使えるそうです。私の受講している講座では、まずは入浴剤として、という課題だったので、まずは入浴に。


 試しに、特に匂いの強烈なローズマリーを使ってみることにしました。使用量は「コップ一杯」と指導を受けましたが、「これをコップ1杯??」と香りのキツさに少々抵抗を感じ、大さじ1杯にしてみました。それでもかなりの匂いです。


 浴室に持ち込んで、湯船に入れると、浴室全体が、甘い、お醤油の蔵のような匂いに。湯船に浸かって目を閉じると、いつか見学した大きな木樽が目に浮かびました。
 慣れない匂いに違和感は感じましたが、お湯がいつもより滑らかな感じがして、お肌がツルツル、スベスベするような気持ちの良い感触。

 翌朝、浴室に入ると「あの匂いはどこへ?」という位、匂いがすっかり消えてしまっていて不思議でした。残り湯はいつも通り、お洗濯に利用しました。

 チンキの効用をしっかり実感するには、もっと量をたくさん入れるか、毎日使い続けるかしないと分かりません。匂いがきつかったので、その後が続かずにいるのですが…。ハーバリストになるためには、どんどん体験を積んでいかなければなりませんね。他のチンキも利用してみようと思います。

★ハーブチンキ作り方(復習)
①保存容器を煮沸消毒する。
②ハーブを入れる。
③ハーブが隠れるように、アルコールを入れる(ウォッカがオススメ)
④一日一回容器を振りながら、直射日光を避けて保存。
⑤3週間以上経ったら、液体を濾して利用します。
注意:ラベルを貼って、内容と日付を記載しておきましょう。
保存期間は約一年だそうです。

 海外では、ドラッグストアで、出来上がったものを購入できるそうですが、日本ではあまり見かけませんね。
 簡単に作れるので、秋冬の感染症対策に、よかったらお試しを♬ 薄めてうがいに使うのも良さそうです。

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