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クリスマスに向けて。今年は何を描こうか?
今年最後のカルチャー教室。今回はみなさんにクリスマステーマで描いて頂きました。
毎回の素材選びも、作品制作の大きなポイント。一つのテーマを追求するだけで作家としてのオリジナリティーを出すことができるくらい、どんな素材を選ぶかはアーティストにとって大きな仕事です。
前回から仲間入りしてくれたメンバーは、前回から描きかけの落ち葉を仕上げてくれました。水彩は小学校以来ということでしたが、奥行き感のある、きれいな落ち葉の絵が仕上がりました。
他のみなさんは、めいめい、選んだ素材で。
おいしそうなケーキの絵、かわいいサンタの人形の置かれたシクラメンの鉢。色使いも個性が出ていて素敵です。
何より、下書きなしで量感でモノを捉えて描き出す力が素晴らしい! 描き始めて3年半。月に一回のクラスであっても、確実にモノを見る目や空間を捉える力、描写力が育ち、すでにみなさん個展を開催できる画力をお持ちになっているのを感じます。
下書きなしでバンバン描いていく先輩たちを見て、新しいメンバーのかたが驚いていましたが、そんな彼女もきっと3年後にはこんなふうになっていることでしょう。
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ご年配の受講生さんが欠席で、受付の方から入院中と伺いました。クラスの後、その方が出展するとおっしゃっていた新聞社主催のチャリティー絵画展に、受講生さんと一緒に伺いました。
会場に作品が飾られているのを見て、ほっと一安心。体調を崩される前に描き上げられたのでしょう。力強い作品を見ていたら、お元気な姿が目に浮かんで、励まされました。
絵はいくつになっても始められる。
描くことは人を元気づけ、それを見た人を元気にしてくれる。絵に込められた元気の連鎖が、巡り巡って、入院中のご本人に届きますように。。。
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