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ほんたうのたべもの

アトリエに遊びに来る友人たちのおしゃべり。

クロミ:体にいいからと聞いてあれを食べ、これを食べの親世代を反面教師
    とさせていただいて、今日のお題。
    「やめて良かったもの」
    我々は足し算で帳消しではなく、引き算を試みるで行こう。

サンポ:アルコール類。
    コロナ渦でリモートワークになって、付き合い呑みがなくなって、
    あっさりやめれた。
    ZOOM呑みなら、ノンアルでも問題ないしね。

コトハ:私はパン。
    ていうか「菓子パン」。常食してたのやめれてよかった。
    グルテン全般やめようかとも思ったのだけど、会社員やってるうち
    は付き合いもあるし難しいなと。

エカキ:私は完全にやめたのはアルコール類くらいで、
    パンと甘い物を食べる習慣をやめた。くらいかな。

クロミ:私は特に何もやめてないのでききました。
    何から引き算しようか考え中。

コトハ:あれが悪い、これもやばいって情報も溢れているけど。
    その人の体質とか生活習慣にもよるよね。

サンポ:運動してるとタンパク質欲増やすじゃん、
    すると甘い物欲は減るんだよね。
    オフィスのデスクにいつも何かしら甘い物を置いてたの私です。

クロミ:常にでかいサイズのコーヒーがデスクに必要だった。

エカキ:私も若い頃それだった。デスクにいつもコーヒーとチョコ!
    「これがないと落ち着かない」は減らした方が生きやすいよね。

コトハ:食糧難だなんだって心配するより、嗜好品がなくても平気な自分に
    なっておいた方が現実的。

クロミ:よほどのことがなければ、生存に不可欠な分はなんとかなるしな。

サンポ:私の更年期障害は、本当の食べ物じゃないものを食べ過ぎたから、
    な気がしてるんだよね。

エカキ:私も何も疑問に感じずに、「かわいい!」って、手にして、
    こんなに我慢してるんだから、いいでしょ!って、口にしてた。

クロミ:こんなに我慢してるんだから飲ませてくれ〜ってやってたよ。

コトハ:こんなに我慢してるんだから〜って、菓子パンぱくぱく。
    メンタルやられましたよ(笑)

サンポ:けどここにいる皆、もうそんなに我慢してないよね(笑)

コトハ:頑張った自分に菓子パンご褒美しすぎてもう効かないから(笑)

エカキ:そうそう、効かなくなっちゃったから仕方なくってもの正直な
    ところだよね。

サンポ:うんうん、やめたほうがいいものではあるけれど、
    楽しめるうちは、楽しんでおいていいと思うんだよ、
    ほどほどにね。

クロミ:少なく摂れば薬になり、心の栄養になるものも、
    過ぎ(摂り過ぎ)れば、害となるわけで。

コトハ:摂りすぎ、やりすぎちゃうのが人情(笑)

エカキ:宮沢賢治の「注文の多い料理店」の序文に
    「ほんたうのたべもの」ってあったよね。

サンポ:魂が喜ぶ「たべもの」ってなんだろうね。

クロミ:私はやっぱり今の仕事かな。

コトハ:私は動物を眺めていると元気もらえる。

サンポ:私は読書かな。

エカキ:私は「自由」を食べて生きてます、

クロミ:あんなワーカホリックで家族の世話も一身に背負って生きてた人だ
    からこそのね。

エカキ:あれがあってこそのおいしさです^^

・・・

本当の食べ物は、
すべての存在に、それぞれの存在にに必要なだけ
等しく与えられているのだと思うのだけれど。

それに気づくのにだいぶ時間がかかってしまった
おとなたちのおしゃべりでした。

読んでくださってありがとうございました。


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