見出し画像

盤祭4th 開催記録

そんなこんなで延期ののち迎えた、盤祭4thのレポートを書いておこうと思います。
状況としては、1月に開催予定だったんですが、オミクロン株の流行り始めにちょうど当たって、延期となりました。
開催前から大体この頃にコロナウイルスの流行があるだろうなとは読んでいたんですが、2週間ぐらい体感早かったです。
ってことで、2月に1か月分延期しました。

2月の延期後もオミクロン株のピークは終わっていましたが、まん延防止法自体は解除になっていない状態でした。
街も人が少なめ、という環境でしたね。
まん延防止法、後でまた触れることになると思います。

今回は2年ぐらい前になってしまうRe-3rdから変わっていて、試遊を復活させました。前回やった感じから、試遊は必須に近い、という話が出てて、試遊を前提で組み直しました。
もちろん、普通の販売会よりは感染の危険性は上がりますが、食事に比べると格段に低くなります。
また、感染について最も重要な点の1つとして、「感染者を可能な限りチェックし、感染者のいないイベントにする」ということでもある程度補える状態ではありました。

そんなわけで対応を進めての開催でした。

1)会場準備 09:00 - 10:00

9時前に会場に到着するとすでにお一方来られていました。
今回の会場は会場側である程度設営いただける場所で、ほとんど設営なしに準備が終了し、来ていただいたサークルから順に各ブースの設営をお願いしました。
私は、自分のブースの設営、受付の設営、各所への張り紙という感じであっちこっち行ってました。
施設自体の入り口の部分に何も張り紙ができなかったので、外から入るのに多少抵抗があるような話を聞きましたが、それ以外はおおむね大丈夫だったように思います。イベントが大きくなればなるほどこの辺は手を入れられるんですが、今の規模だと難しいですね。
また、前回あった、2階の来場者が少ない、という点については、今回やった限りでは2階の方が人が多かった時間が長かったようにも感じました。(実際長かったんじゃないかな)
とはいえ、平面1面での開催が一番いいですよね。ほんとは。


2)試遊イベント 10:00 - 14:30

というわけでまずは試遊イベントです。
以前からやっていて感じているのは、このイベントで1日遊ぼう、という人はまだ少ない、というところでしょうか。
実際ゲムマでも最初から最後までいて、ずっとゲームを遊んでいる人、というのはそんなに多くないのかもしれません。長くて3時間程度かも。
これはもちろん、今回の話だけではなく、コロナ禍前のボドゲフリマや盤祭を振り返ってもそう感じました。
とはいえ、試遊できる人数と時間は限られていることを考えるとどれが正解なんだろう、とも思います。この辺の最適解も探しておいた方がよいように思います。

ボドゲのイベントとして、今のところこの辺が悩みどころの1つになっています。とはいえ、試遊を行うと、買わないといけないようなプレッシャーを感じる、という人は、ゲーム歴が浅い人ほど感じるようで、今の形をあまり大きく変えない方がいいのかなとも感じます。

もしイベントを有料にする、となったら、朝から来た人ほど安くなるようになるかもしれません。なんでやねん、ってのはあるけど。


3)レイアウト変更 14:30-15:00

今回の販売イベントの方では、すべてのサークルを1階に集めての開催に切り替えました。
イベントの基本として1フロアに固まっているのが本当はよいのです。余裕のあるスペースなら2階もありだったんですが、さすがに以前の記憶があったので、1階に固めました。

レイアウト変更中は一般の方は2階でお待ちいただいたんですが、この辺、実際どうだったんでしょうね。
悪くはないと思いますが……


4)販売イベント 15:00 - 16:30

結論から書いておきますが、試遊イベントより人が少なかったことは事実です。また逆に販売イベントのみに来た人もいました。
この辺については、いくつか「こうすればいいのかな」という点はあるので、今後の盤祭の開催に生かしていこうとは考えています。
ただ、正直、「創作のみ」ではうまくいかない部分もあり、単体でのイベントとしては難しい部分なのかな、とも感じています。昨今のゲムマ出店者数の減とかも見てると感じるところはあります。
今後はこの辺の改善、改良が必要かなと感じました。
とはいえ、それを行ったとて、実際どうなるか、という点についてはやってみないとわからない部分が多くて、今後の情報収集(特にアンケート結果)を参照しつつ、考えていきたいところです。
特に創作者本人がどう考えているのか、どこがゴールなのか、という点はよく調べて、よく考える必要があるな、とは感じています。

イベントの運用自体は問題なかったように思います。


5)まとめ

まず、予定したイベントに対する運営状況についてですが、1人で動く範囲としてはちょっと広めに感じてはいます。
特に2階もあると、目が全く届きません。ブースを離れて見に行ったりしてましたけど、誰かしら知り合いがお手伝いしてくれない限り、難しいな、とは感じました。そりゃそうなんですけど。
この辺は次回以降、場所を変える(以下の理由もあり)なども検討しないといけないかなと思いました。1フロアの方が出展者、来場者共によいと思います。
それ以外にも問題点はあります。ざっとまとめてみました。

問題点1
現在は交通の便が良い、という理由で今の難波神社様を利用させていただいている面があります。
こちらについて、別の場所の検討も必要かなと思っていますが、正直候補がほとんど残っていないのが現状です。
せめて区民センターで即売会が可能になればいいんですが、今のところ門前払いなので。(過去の同人即売会やTCG大会などの記憶から再開は無理じゃないかな……)
区民ホールの選択肢はあるんですが、駅から遠いんですよね……

問題点2
参加費用が安くありません。上部の理由もあり、比較的高めになっています。また、規模のサイズもあり、駅近くでこれ以上安い場所というのは実際見つけられていないのが実際です。(10年以上会場探してて見つかってないのですが、可能性自体はあるとは思っています。)
そのため、交通の便が良くない、例えば住之江区民ホール(すみのえ舞昆ホール)などがあげられるのですが、実際その辺を検討する必要があるのかもしれません。

問題点3
訴求力が足りていない。
言葉で書くのは簡単ですが、簡単に言うと、イベントとしての魅力が足りていない可能性があります。
イベントの規模の問題もありますし、有名パブリッシャー、ショップが参加するイベントではない、というのもあります。
宣伝にもう少し力を入れる(チラシの配布をする)、ショップでも参加できるような仕組みを考えるなどなど。考えなければならないことはこの辺は結構あります。

問題点4
時期が悪い。
コロナ禍でのイベントを何回かしていて、そしてボドゲカフェやショップでお話を聞いてみて、また自分でも何回か大阪市内に出て、人の出を確認してみて、感じたのですが、
1)まん延防止法が出ていると人が極端に減る
2)感染者数も関係する。
3)ウイルスの感染年代にも影響する
4)会社からイベント参加NGの連絡が出ている場合がある
ということがあります。
これらを避けた時期にゲリラ的にやった方がまだいいのかもしれません。
盤祭であれば、会場さえ空いていれば3週間前からの準備でもいけるので。この辺は逆に小さいイベントだからできることかもしれません。
チラシ配布、イベント認知の部分が結構大変ですけれど。


簡単に言うと、イベントをちゃんと育てていこうね、って感じです。考えることはちゃんと考えて対応する。できること、できないこともあるから、できる範囲で。
また、まん延防止法など、イベントの妨げになるような期間での開催は絶対的にNGという感じがします。特に小さいイベントの場合、その影響が大きすぎます。
おそらくですが、数年以内だと参加者がコロナウイルスの感染者数増加に対する恐怖心、後リスク回避の方が強く出るイメージを持ちました。

次に会場についてですが、これはまずは1フロアの会場をもう一度探す必要があるように感じました。
中崎町の前の施設は? と思う人もいると思うので、書いておくと、コロナ禍になってから不特定多数のイベントに対しては貸し出しNGとなっています。元々地域の人に対する会場だったので、仕方ないです。

実際、今ある手元の会場だけだと、KIITO(神戸)か住之江区民ホール(住之江)の2択ですね。ともに駅から結構あるっていう。うーん。
試遊だけなら区民センターできるんですが、それはOHIROMEでできるので、そっちベースになると思います。とはいえ、あっちはあっちで参加がしにくいっていうのもあるんですが。うーん、大きなイベントにできると、他の選択肢が出てきて、別の方法をとったりもできるんでしょうけれど。

最後に、5月にもゲムマ春合わせとしてやろうかなと思ったんですが、聞いている限り(後アンケートを見ている限り)、6月のボドゲフリマでよくない? ってなったので、やらないことにしました。
次回盤祭は早くて11月、もしくは12月になると思います。同じ感じになるの? とかショップ参加は? とかありますが、一旦やってみるつもりではいます。

この辺も含めて、しばらく色々考えてみるつもりです。
他イベントとの統合はあっても、無くすということは考えていないので、今後、また興味があれば、参加してみてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?