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BitSummit Drift (2024)に出展参加した話。

世界中から集まるインディーゲームがメインのイベント、BitSummitに出展参加してきました。
後、私はBitSummitの存在はだいぶ前から知ってますが、昨年初めて行ったにわかです。

で、今年から、1フロア追加して、ボードゲームエリアが新設され、そちらに参加する機会を頂きました。
イベントの話をもうちょっとすると、任天堂やソニーも参加している、「このサイズでいいの?」って毎年思ってるイベントです。

ってことは、マリオやFFとかの新作とか遊べたりするの? と考える方もいるかもしれませんが、こちらのイベントの主役は、「インディーズゲーム」です。
そう、主戦場は(多分)Steam。そして、少数精鋭(かもしれない)の小さな企業が主役です。

任天堂もインディーワールドで紹介しているゲームが中心です。


1.時系列 - 1日目

そんな訳で、いつも通り時系列で書いていこうと思います。
でも気を付けてください。
このイベントは、なんと準備も含めて4日間もあります。4日のイベントなんて、参加者側でのEssen Spiele以来です。あれは、出展になるとさらに1~2日追加されるというね……

そんな訳で、準備日から書いていきます。

まずは、木曜日の夕方から出展準備です。
とはいえ、出店規模はテーブル1つです。出店準備自体も、今年からイベント出店で出している形を踏襲しているので、そんなに時間はかかりませんでした。

ざ、いつもの(今年から)
お手本にしている方から、多少のアイデアを頂いているので、少しずつ変えていくかもです。でも、ベースはこれ。

じゃあ、片道1時間半ぐらい、開場まで時間かけて行ってこれだけか、といえばそんなことはなく、ボドゲエリアの他の出展者さんらといろいろ話してました。
特に今年、初めての試みなので、「本当に人が来るのか? 試遊がほとんどを占めるデジタルゲームのイベントで、本当にボードゲームは遊んでくれ(試遊してくれ)、購入してくれることはあるのか」って話をあーだこーだしてました。

また、もう1つ。
ボードゲームって照明が必須なんですが、BitSummitはデジタルゲームのイベントです。そう、照明が消えるのです。
いや、もちろん、そういう懸念があって、開催前から大丈夫かなーって内部的に話してて、多分大丈夫やろってなってたんですが、消えましたね。ええ。当日分かったんですけど。まっくらです。
でも、そこはさすがの運営さま。各テーブルにスポットライトを用意してくれてて、イベント中、まったく問題ありませんでした。助かるー。


今回のボードゲームエリアは、大小さまざまな規模(会社)の出展者でした。
全部同じサイズだったので、うちみたいに小さいところは、「ほんとに大丈夫?」とかなってました。逆に遠方から来ているわけではないので、一番気楽だったかもしれません。
っていうか、今思えば、全員企業、もしくは個人事業主か。
一部ボドゲフリマにも出てもらってるけど、全員企業申し込みの人だわ。そういえば。


2.時系列 - 2日目

そんな訳でイベント2日目です。
今日は金曜日で、ビジネスディ、つまりは出展者、協力者、スポンサー、スタッフ、メディア向けの日になりました。
実際のところ、いろんなブースを見ましたが、本番となる土日の練習日というか、調整日というか。
商談もやってたのかなぁ。多分。
そんな日でした。

緊張の1日目ではありましたが、「ほぼ来ないんじゃないか」と思っていた開催前の予想は見事に裏切られ、割と人が来てました。
日本人もそうですが、海外の方も割と来てたり。
撮影も結構してもらったんじゃないかな。使われるかはわかんないですけど。

うちにも割とたくさんの方が来てくれて、新鮮なこともあり、こちらからも色々話を聞かせてもらってました。
特に、「ボードゲーム遊んだことあります?」って話は常にしてたかなぁ。それくらい、状況が知りたかったっていうのがあります。
割と遊んでる人が多かったし、中には「がっつり遊んでます」って人もいて、ボドゲって知名度あがったよなぁ、なんて勝手に思ってました。
どうしても歴だけはおじいちゃんなんで、感慨深くなっちゃいますね。

1日目は割と必死で、あまりこれといって覚えてません。
ただ、用意しておいたお茶が全く足りなかったので(土日の倍ぐらい飲んでた)、割と話すことが多かったのか、緊張していたのかもです。

この日は、終了後に運営主催の「前夜祭」があって、ステージイベントを見たり、乾杯してたりしてました。
デジタルとアナログの差があったり、どこのだれか分からないこともあり、ほとんど話すことはできなかったんですが、来年はもうちょっと知り合いを増やしてみたいなぁなんて思いました。
それくらい、本当にいろんな人が来ています。
ただ、共通しているのは、みんな創作に、ゲームに興味がある、ということです。



3.時系列 - 3日目

という訳で土曜日です。
残り2日は、一般向けのイベントです。毎年ゲムマ以上の来場者が来ているので、デジタルゲームイベントのメインではない、ボードゲームにどれくらい人が来るのか、楽しみにしてました。

前日は割と来てくれましたが、BitSummitの一般の来場者は「試遊」が目的であり、どうなんだろう、って思ってました。

結果だけ書く感じにはなるのですが、最初の1時間程度はおいといて、ほぼずっと試遊は回っているし、人も来るし、という感じでした。
また、BlueSkyにも書きましたが、割とアグレッシブな方が多くて、「ゲームを遊ぶぜー。楽しー」って感じの人が多くて、話してて楽しかったです。

また、割と(ボード)ゲーマーの方が多いな、という印象を持ちました。
ゲムマとは全く違う層である感じはしましたが、あちらより力強いというか、試遊や会話に対する敷居が低いというか。
ゲムマにはゲムマの楽しみが、BitSummitにはBitSummitの楽しみがある感じでしたね。

ちょっと余談にはなりますが、この日、用意したゲームが、こんな感じ。

「モンスロートインヴァルプルギス」

デッキ構築+TCGなカードゲーム。TCG好きになら楽しんでもらえる、個人的にも大好きなゲームです。
ほんとにこの辺が遊べる人が来るのか分からなかったんですが、デジタルゲーマーは割とTCG通ってきてるかも、というのと、イラストがすごくかわいいので、看板娘的な感じで持っていきました。


「しゃてきーや」

リアルFPSという感じで、ほぼ駄洒落に近い感じで持っていきました。
ゲームは射的のみという割とシンプルなものですが、「当たらない」のがポイントです。伊達に私が射的ゲームを作っているだけありません。(マジで知り合いにしか通じないのであれですが、どっかひねってることが多いです。)
ワイヤーアーティストさんお手製の銃がすごくいい味を出してます。


「ドッチドッチ ディープ」

個人的には、オタクには絶対遊んでほしいこのゲーム。
ゲムマでは伝わる人がそこまで多くはないのですが、デジタルゲームでこそ輝くんじゃないかと思って持っていきました。
このゲーム、ゲーム自身より、遊び手がオタクであればオタクであるほど面白くなるゲームなので、そこに期待です。
ゲーム自体は「好き」な2つを上げて、プレイヤーを半分ずつに分けます。お題カードがオタク向けに作ってます。好きなゲームキャラクターかた始まり、魔法や漫画、男性声優や人のパーツまで。

割とどれも興味を持ってくれて、そこも嬉しかったです。



4.時系列 - 4日目

そんな訳で、最終日です。
この日は前日同様、という感じ。やや少ない感じもあったかもしれませんが、ゲムマのような顕著なことはなく、同様に最後まで遊ぶぜーって感じがあって、活気がありました。
私も最終日はいくつか行っておきたいブースがあったので、回っておきました。

そして、終了して撤収となりました。



5.まとめ

ってことで、デジタルゲームのイベントの中での、ボードゲームブース出展だったわけですが、デジタルゲームの懐の深さ、すごいなーって感じたイベントとなりました。
ゲムマでは数年前に、逆にBitSummitがブースで出店したことがあったんですが、ほとんど人が来てなかったように思いました。
やはり販売メインのイベントだからかなぁ。ゲムマが。

それとは逆にたくさんの人に来てもらって、遊んでもらいました。
もちろん、パンフをもらって話を聞いて、って感じではありましたけど、アグレッシブなのがほんとよかったですね。楽しかった。

また来年あれば出たいけど、出れるのかしら。w
まだ分かりませんが、チラチラピークはしておきたいです。


ここからは、ゲムマみたいな感じで有料エリアとなります。
他に気づいた点とかそういう自分用メモです。
割と気にせず書くので、読みにくさが増すかもしれませんが、興味あれば、よろしくオナシャス。

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