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虹いろ図書館シリーズ        『虹いろ図書館のひなとゆん』

虹いろ図書館シリーズの第二弾『虹いろ図書館のひなとゆん』、今回の主人公は、タイトル通り、ひなとゆんという二人の女の子。舞台は、もちろん、あの「へびおとこ」ことイヌガミさんがいる図書館。友達がいなかったひなが出会った少女、ゆんが、いろんなお話やイヌガミさんをはじめとする大人も介して、だんだんと深く関わっていきます。前作同様に、ぐっと胸を掴まれ、鼻水が出てしまうお話。いや、涙が出てしまうでいいか。

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ところで私は、後味の悪い話が苦手です。バッドエンドではないものの、え、どっち?という余韻とか、悲しい気持ちや、心の嵐が吹きやまぬうちに終わってしまうお話などには、できるだけ触れずに済ませたい。その最たるものは、名作「ごんぎつね」と「夕鶴」。その続き、ハッピーエンドにしてみせますから、私が書いてもいいですか!!

ひなとゆんが触れる本の中で、ある作品を巡って好き嫌いがわかれるシーンが出てきます。自分の好き嫌いと他者を理解することについて、イヌガミさんがひなとゆんにわかりやすく言葉で説明していくのですが、このシーンが素晴らしい!!第一作目『虹いろ図書館のへびおとこ』同様、このシーンをはじめ、全編通じて、「虹いろ図書館」の「虹いろ」に込められた作者の櫻井とりおさんの想いを感じます。お父さんお母さんに是非読んでほしい!!子どもの国語の教科書をひらいて、一緒にお話を読みたくなりました。

河出書房新社公式サイト http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309029221/

北海道書店ナビさんでご紹介いただいています。http://www.core-nt.co.jp/syoten_nav/archives/category/full-course/page/2

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北海道岩見沢市在住。フリーペーパー「これっと」編集長、氷室冴子青春文学賞事務局長です。地域の情報発信を中心に、人がつながる仕事と活動をしています。

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