見出し画像

『我がままに』生きることの重要性

ヴェルディカレッジ第12講では、株式会社MIYACOの中馬一登さんをゲストとしてお迎えしました。今回は、『ヴェルディカレッジ特別講演〜私たちはどう生きるのか?〜」と題し、自身の生き方についてお話しいただきました。

執筆:メディアプロモーショングループ 川島壮志(2期生)

講師紹介

画像3

中馬一登 さん
京都府出身。株式会社MIYACO代表取締役。京都から世界に向けて人材教育事業とインバウンド事業を手がける。ウィズコロナ社会において社会課題の解決に挑戦する若者を支援するとともに、彼らの挑戦や価値観・考えをウェブマガジン等で発信する事業「U35-KYOTO」の代表も務める。

中馬さんの経営しているMIYACOは、『ソーシャルテイメントで世界中を楽しく、世界中を豊かに』をミッションとし、コミュニティメンバーが協力しあって会社経営を行ったり、働き方を自分でデザインをしたりしています。MIYACOが行っている事業は、教育やデザイン、コミュニティなど様々で、人と人をつなぐソーシャルビジネスが多く行っています。

今回の特別講義では、中馬さんが用意したネタ集を基にコロナによって大きく変化した時代を楽しく生きるためのきっかけを考えました。中馬さんの教えの中からいくつか抜粋してお伝えします。

スクリーンショット 2020-10-24 21.40.28

一流と二流以下の違い

一流の人間が真剣に考えていることとはなんでしょうか。それは、この先の人生やキャリアについてです。中馬さんが、とある日本代表経験者のサッカー選手から聞いた話によると、代表チームでは、サッカーの話だけでなく、それぞれが行うビジネスの話や経済の話が多くされるそうです。そう言った光景は選手が普段活動する所属クラブではあまり見られません。さらに、代表の常連選手たちは23歳以下日本代表などのいわゆるアンダー世代の頃からそういった話をしているのです。若い時から深く先を考えることがこれからは重要なのかもしれません。若さや学生というブランドがあるうちはいくら失敗しても良いので、行動し応援してもらえる心理状況を作り出すことが必要になってきます。

ワークライフバランスではなくワークライフハーモニー

ワークライフバランスは仕事とプライベートのバランスをとりましょうという考え方ですが、MIYACOでは、仕事もプライベートも人生の延長線上にあるといういわばライフワークハーモニーの考え方をしているそう。これからの時代は、仕事とプライベートを切り分けることなく楽しむという観点を持ってみるのも良いのではないのでしょうか。

画像3

ファンと顧客の違い

これからの時代は、便利なだけのサービスは消え、その便利さに加えサービスを提供・開発する人の想いが詰まった意味のあるものが生き残ると言います。コロナ禍によって最低限の物しか売れなくなった時代に、大事になってくるのが顧客をファン化させることです。顧客というのは、ただサービス自体を好む人ですが、ファンはサービス提供者のことを好む人です。信頼が得られると遅刻をしても怒られないような人として見てもらえることがあると中馬さんは言います。遅刻をしても怒られなかったり、笑い話にできたりする人に共通することは、遅刻が許されるほどのスキル・人間力・ポジションなどを持っているということ。つまり、ミスをカバーできる何かを持っておくことが必要だということです。

チーム作りで大事なこと

リーダーとしてチームをまとめるときには、リーダーが頑張りすぎず、チーム全体で苦楽を共にすることが大事だと言います。というのも、何か苦しい状況に陥った時に、リーダー1人だけが頑張ってしまうことは、他のメンバーの成長の芽を摘み取っている可能性があるからです。
リーダーであっても辛い時に仲間を頼ることで、他のメンバーのモチベーションを上げることができます。仲間にお願いをすることは勇気がいることかもしれませんが、それがチームの結束力を高めることにつながるのです。

まとめ

最後に中馬さんからカレッジ生へのメッセージをいただきました。

大事な事は『エエ奴』でいること
みんなが気づいているけれどやらないことを率先してできる人になってほしい。そうすれば自ずとファンが増えてくるし、困った時に助けてもらえる。 

コロナ禍によって先が読めない時代に突入し、これからどのような生き方をすればいいのか不安に思っていた私には、しっかりと軸を持った中馬さんの生き方がとてもかっこよく映りました。ここで得た学びを日々の生活の中から意識して自分らしく『我がままに』生きてみようと思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました!
次回の講義レポートもお楽しみに〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?