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ぶつかり合う場であり、機会を提供する場 ~カレッジ座談会 4年生編

今回から、カレッジ生を学年ごとに分け、第1期を振り返ってもらう『ヴェルディカレッジ座談会企画』をスタートします!

初回は最年長組の4年生4名に集まってもらいました!

➀ヴェルディカレッジ第1期を振り返って
②2期生にむけて

の議題で話を進めていきます。

インタビュワー・執筆:高井 ろみた
現場責任者・カメラマン:仮谷 真歩

4年生紹介

高田 一希

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「明治大学商学部4年の高田一希です!後期の配属はスポンサーセールスで、新規スポンサーを2件受注する事が出来ました!」

湯原 海輝

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「神田外語大学外国語学部4年の湯原海輝です!平昌オリンピックのボランティア活動に参加したことがきっかけでスポーツビジネスに興味を持ち、ヴェルディカレッジにも参加しました。Jリーグクラブでのインターン経験もあります!」

味村 俊吾

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「慶応義塾大学経済学部4年の味村俊吾です!カレッジ後期の配属先はスポンサーセールスチームでした。年齢的に最後のいい機会だと思ってヴェルディカレッジに応募して参加しました!」

瀧 祥太郎

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「瀧 祥太郎です!日本大学の4年生で株式会社マイナビに就職します! 学生時代には野球・バスケをやり、現在は地元の世田谷区で連盟1部の野球チーム 東玉川野球大人会の代表を務めています!」

議題➀ヴェルディカレッジ第1期を振り返って

ーー皆さんよろしくお願いします!
まずは第1期の中で、自分が一番力を注いだなと思うことを教えてください。

高田「一番と言われると…自分は後期活動のスポンサーセールスかなと。電話とか初めてで最初は緊張したけど、アポを取って企業の人と話す機会が出て来ると、どんどん楽しくなっていった。営業って楽しいなと。」

湯原「一番時間割いたのは僕もセールスですね。今までにやったことがなかったので頑張ろうとしてましたし。活動初日の前日には、ヴェルディがどんな企業とスポンサー契約してるのか、業界ごとに全部分けたりしました。」

味村「自分が一番力を注いだのは、場を作ることでした。1期にはまだベースが無かったので、その中で自分が創っていくという気概を持っていました。フットサルなどのイベントを企画したり、議事録を取ったり、最後にアンケートをしたり。個人的には義務を果たしたうえで初めて、権利としてやりたいことができると思っているので、最初はそういうことをしたかな。大学4年生なので組織の基盤を作ることに注力したつもりです。」

フット

年末フットサルイベントの様子。

瀧「自分は…飲み会です(笑)。というのは冗談で、2つあると思ってます。1つは自分も大学4年生で最年長群に入るので、それこそ高校生含め年下のカレッジ生たちにどんどん話しかけていく事。これはずっと意識してました。」

湯原「それはえらい!(笑)」

瀧「もう1つは前期座学の時も後期活動の中でも、どんなスポーツをどうマネジメントしたいか考える事。自分の中では『アマチュアスポーツをSNSが発達した時代にマネタイズしたい』と思ってたので、そこを意識して講義を受けたり行動したりしていました。」

ーー初めてのことに挑戦したというのはもちろん、4年生だからこその意識もやはりあったということですね。

ーーでは次に行きます。第1期の中で『自分変わったな』や『刺激受けたな』という瞬間や出来事があったら教えていただきたいです。

高田「佐川さんが『成長』の定義について話してたんですが、『本気でやりきって、結果が出た時に成長を感じる』ってことに、今思い返すと共感を感じるかな。
自分のセールス活動での目標は、契約を1件結ぶことでした。それに向けてどんなストーリーでどんな企業にアプローチすればいいのか仮説を持って、資料を作って、提案して、結果契約を結べました。
まとめると営業の中での仮説検証というところと、トークのところ。あとはそういう初めてのことをやってみようと思えるマインドのところ。そして最後に結果を出そうというマインド。そのあたりの力がついたことが変化だと思います。」

瀧「マインドの部分大きいよね。成長って良くも悪くも成功体験だなと。」

味村「自分的には逆意見かな。一番変わったというか、一番印象深かったのは、自分が今まで関わってきた人と比べて、今まで行ってきたコミュニケーションが通じない部分があったことです。今まで自分は色々な人に会ってきたつもりだったけど、それでも同質的だったかなと。
ヴェルディカレッジも『スポーツが好きな人』という括りで同じような人が集まってるのかなと思っていたけど、似てるのはむしろそこだけ。それ以外は年齢も性格も学歴も違えば学年も違いました。だからこそ今までのやり方だと通じない部分があって新たな学びがありました。」

高田「こういう違いは面白いね。」

ーー湯原さんはいかがでしょうか?

湯原「1から100まで教えられないからこそ、よく考えるようになりました。言葉にすると難しいけど、自分の中で考えて、分からなかったら人に聞いたり、本読んだりして、というサイクルがより深く回るようになりました!」

瀧「それもいいね。俺の場合は…視点が変わったことかな。ヴェルディカレッジに入る前までは自分の弱い部分ばっかりを気にしていました。日常生活でいうと、財布もすごい忘れるし、ごはんもポロポロこぼすし…(笑)」

ーーそうだったんですか…(笑)。

瀧「ほんとにできないことが多かったんだけど、カレッジに入って佐川さんをはじめとして多くの社会人の方々と関わって、強みを活かすような考え方ができるようになりました。とりあえず弱い部分は置いておいて、強い部分でチームに貢献しよう、みたいな。自分の強みはとりあえず周りを巻き込んで何か始めてみたり、ビジョンを提示するというものなので、それを使って後期活動などを行いました。そうしたら意外とうまくチームが動いたんです。すごい成功体験でした。強い部分を活かせば結果を出せるんだなと。」

ーーありがとうございます。捉え方は皆さん異なりますが、与えられた環境の特性を活かして新たなものをつかんだということがうかがえます。

全体

ーー次に、ヴェルディカレッジ第1期がどんな9か月間になったかを、カレッジに入った狙い等も含めてお聞きしたいです。

味村「入った狙いは、スポーツクラブの経営層の人たちが何をしているのか知ることでした。自分は『将来スポーツクラブの経営層に入りたい』と思っていたので。結果としてはスポーツクラブの経営層の仕事を垣間見る瞬間は実際ほとんどなかったです。同じことを考えてカレッジに興味を持っている人がいるかもしれないのであえて言いますが。
でも後期の活動も含めて、『現場レベルでどのような仕事をしているのか』がわかった期間でしたね。経営層に入ることを目標にする人としてもそういう現場目線を持つために大事なきっかけになり得るかなと思うし。同じ目標をもってカレッジにチャレンジしたいと考えている人に対しては、そういうメンタルを持って欲しいかな。」

湯原「自分の場合は、将来スポーツクラブの仕事に関わりたいって思ったのがカレッジへの第一歩でした。そしてスポーツ業界について知れたかというと、学生が一般的に関与できるスポーツの現場ってほとんどがいわゆるバイトレベルな中で、より深いところは覗けたと思います。他のクラブでインターンをしていたことがあるんですが、お手伝い・雑用レベルで、正直なところ組織の末端についてしかわからなかった。あとは味村君の話と近いですが、経営層の部分が分かればよかったなとは思いましたけどね。
とはいえすごくいい時間でした。学ぶことはとても多かった。それは必ずしもスポーツ分野だけの話ではなくて、仕事というものがなんたるかを分かった9か月間だったかなと!」

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高田「俺もほんとそんな感じ。4年生というタイミングだったし、みんな就職するので。予行練習ができた感じがあります。3年生でやりたかった気持ちもありますけど!(笑)」

湯原「そうだね、就活前にやっておきたかったというのはある。そうしたら相当強いね。」

高田「就活に活かすならやっぱり3年生の時かな。ヴェルディカレッジだと社会人の人たちと学生の関係は上司・部下ではなくて、教えてくれる人と学びに来ている人。その部分が会社に入ってから経験するものとは違うのかなと。瀧はどうだった?」

瀧「自分の中に軸・目的がはっきりあって、そこに注力した期間だったと思う。加えて9か月間多くの社会人の方と関わらせてもらって、どんな環境でも腐らず結果を出すとか、コミット率をどれだけ増やせるかとか、自分が動きやすい環境を作るためにどうするかみたいなマインドも知れたというか学べたかな。仕事に成果を残してヴィジョン掲げて頑張っている大人はかっこいいと思ったね。そういう大人になりたいとも思いました!」

議題②2期生にむけて

ーーありがとうございます!では次は2期生に向けて、自分の思うカレッジのが良いところを教えてください。

高田「機会を与えてくれるところ。東京にあるし、リブランディングしてる企業だし、というところで学べるところもある。そういう機会が確かにあります!」

味村「スポーツ好きっていう人のセグメントの広さ、つまり“スポーツ好き”っていう言葉では実は何も定義づけられていないんだなという、“スポーツ好き”の多様性を理解できる場所だったのが一番良かったことかな。」

瀧「良さか…良さは俺は完全に佐川さんだと思ってる。佐川さんというか社会人の方々かな。そういう人たちに会える機会もあるってこと。ビジネスとしっかり向き合って結果を残している大人と出会えるっていうのはすごい良かったし、そこで自分の甘さにも気づけた。結果残してるからこその仕事の楽しさというのも感じるし、言い訳をしたくなる時もどういうマインドセットでいればいいのか感じ取れたし。それは本当に将来に活きそう。
ちなみに佐川さんの良さは、自分の良さを出して組織に貢献させよう、みたいな意識を口では言わないけど他人に持たせるところかなと個人的には感じています。俺も含めて強みやスキルをどこで活かせるんだろうみたいなことを自主的に考えられるようになった人が増えたはず。」

講師

豪華な講師陣に影響を受けた学生たちも多かった。

ーー最後に、どんな人がカレッジに来てほしいですか?

高田「俺はね、営業やりたい人に来てほしい。シンプルに(笑)。Jリーグクラブの営業やらせてもらえて、さらに川上から川下までやらせてもらえるってめったにないでしょ。」

瀧「リクルートの営業マンだった人に教えてもらえるし!」

高田「そうそう(笑)。学生でマイナーな商材売る機会は今は普通にあると思うけど、スポーツを商材にスポーツの価値を考えるのはやっぱり楽しかったですね。」

味村「自分はドキュメンテーション能力の高い人に来てほしい。これはヴェルディカレッジに足りない部分というよりはヴェルディそのものに足りてない部分だと思ってます。ドキュメンテーション能力っていうのは文書作成能力のことです。ブランディングに力を入れるのであれば見た目は非常に大事ですが、そこにマンパワーが不足していることも否めないなと感じました。そしてカレッジ生もただ講義を一方的に受けるのではなく、価値をクラブに返せればなお良いと思っているので、文書作成とかに強い人がいてもいいのではないかなと思います。」

湯原「やりたいことが少しでもある人はぜひ受けてみればいいのではないかなと!今4人並んでいるけど全員やりたいことが違う。本当に十人十色。そういう人たちでグループワークをして、実務も共にして、新たなものを得られると思います。むしろあんまりやる気ないのであれば来ても仕方ないのかな…とも思う。」

味村「あと付け加えるとすると、ここはぶつかり合って喧嘩してもいい場所かなと。価値観むき出しで殴り合える場所って貴重。会社入ってからだとさすがに難しいですし。引っ込み思案な人でもやんちゃな人でも関係なく、お互い恐れずぶつかれる環境があります!」

ーー皆さん、ありがとうございました!ヴェルディカレッジが少しでも気になっている方たちに届けたいと思います!


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