e-sportsはスポーツじゃない?

丁度お題に #自己紹介をゲームで語る  みたいなのがあったから、とりあえず書いてみるかとキーボードをカニカニ打鍵で打ち込んでいる「COLLECTION:8」と申します。後で名前変えると思うけどね。

お試しで書いている記事なので流し読みだけでもありがたい所存なんだけど、それはそれとしてですよ。

皆さんはゲームについてどう思いますか?

例えば、ゲームは趣味!あくまで遊び!それでご飯を食べていける訳ないし、プロを目標にゲームを極めるなんてとんでもない……という考え方。または、今やゲームもサッカーや野球、陶芸や小説と同じようなもので、まあ職業にもなるよね。学生の頃からプロゲーマーを目指して毎日ゲームを練習する子供だっていても不思議じゃないね、っていう考え方。

僕は幼いころゲームと言う世界からはほとんど隔離されていたので、実家を離れてからあほみたいにゲームにはまりました。だからゲームのことを「ゲームしてるくらいなら本でも読んだほうが有意義」って言う親の環境も今の「ゲームだって趣味の一つだし自由じゃん。いいじゃん」っていう環境も一応経験してるつもり。

そんな僕なので、都会から田舎の実家に帰ってバイト代で買ったゲーム機で遊んでいるのを親に見られたとき親にがっかりな顔をしされました。「やっぱお前もゲームするようになったか……」って(笑)。

そんな僕と親のゲームというものの見方の違いが「e-sports」の話をしてる時、顕著に表れて面白いなって思ったんです。

・e-sports ってスポーツ?

親の言うには「e-sports」がスポーツと言われることに違和感を覚えるそうです。スポーツと言えばサッカー野球、テニスや水泳のような運動。「手先ばっか動かしているゲームのどこがスポーツなのかわかんないんだよね……」と。まあ、気持ちはわかる。ゲームの公式大会やトーナメントをみたり、まず実際にゲームをしていない人から見たらイメージが違うのかもしれない。実際、僕は親に ゲームにもスポーツ的な要素があるよ ってうまく説明できませんでした。

僕がやるゲームはPUBG、スプラ2、スマブラ、後は音ゲーをいろいろ。ゲームをちゃんとやろうと始めてから二年もたたないひよっこです。でも、バトルロワイヤルの最後の一人を決するあの緊張感、チームで練習を重ねて当日のトーナメントで勝ち抜き通話越しに喜び合ったあの時間は「たかがゲーム」なんて言えるものじゃなかった。部活の大会より本気だったかもしれません(笑)。だから僕自身は「ゲームがスポーツの一部でも変じゃないよ」って思っていました。だから親の考え方は新鮮に感じましたね。考えちゃうな。

・どこがどうして何が違うのか?

多分親の言う「sports」と僕のイメージしている「sports」が違うのかもしれないですね。体を動かして競いあう「運動」の意味が、親の言う「sports」。合ってる。でも僕は大きな身体運動がなくとも、このゲームが「sports」と言われることに特段違和感を抱かない。

ん?じゃあまず「スポーツ」ってなんだ?(ここまで来て何を言っているのか) となったから検索してみることにしました。


競争と遊戯性をもつ広義の運動競技の総称。激しい身体活動や練習の要素を含む。語源はラテン語 deportareからフランス語 desporterに転じ,さらに英語 sportとなった。本来,人間が楽しみと,よりよき生のためにみずから求め自発的に行なう身体活動であり,ルールを設けそのなかで自由な能力の発揮と挑戦を試み,最善を尽くしてフェアプレーに終始することを目標にする
(出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)―――

なるほど、じゃあ僕がゲームをしていたうえで「ゲームもスポーツに入れてあげたっていいじゃん」となるのは競争と遊戯性をもつという部分から、なのかな……?でもそれならどちらかと言うと、将棋やチェスの方が近い気がしてきますね。運動競技の要素、あんまりないもんね。なるほど。うん。

でもゲームだってスポーツだと思うんですよ(諦めが悪い)!

じゃあ運動競技な要素はどこか? 僕はゲーム内のキャラクターに在ると思います。僕らの指先の操作でボールを蹴ったり投げたり、撃ったり斬ったり撃ち抜いたりするゲーム内のキャラクターたち。そのキャラクターに自己投影して動き、遊んでいるから「スポーツ」と感じられる。あ、なんかこれがしっくりきますね。

これからは自分の分身が当たり前になる時代もありえてきそうだし……っていうのはまた別の機会に。

僕がしっくりきたから閉廷にしよう。

これにてQED……じゃだめかな? だめ? そっか……


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