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仮想空間とリアル...コミュニケーションに関する考察

ちょっとDAO開発の話とは逸れるので、別枠で今日は考察記事を書いてみたいと思います。

僕はリアルな双方向コミュニケーションが得意な人間だと自負しているのですが、面白いことにメタバース上だと引っ込み思案でコミュニケーション下手になるなと自覚しています。

理由を考えてみると、リアルなコミュニケーションでは、相手の空気感を察知したり、その場の空気を読んだり、ということが苦ではないので、コミュニケーション能力が高いと言えるのだろうと思うのですが、
メタバースだと、空気を読むという行為(概念?)が一切ないので、なんか話しかけにくい、どう会話をしたらいいか分からない、という状態になるのです。

興味深いプロジェクトを知りました。
横浜市立大学の「産学官共創によるメタバースを活用した若者のこころの支援を推進」

横浜市立大学 医学群准教授 宮﨑智之をプロジェクトリーダーとする、複数大学、複数企業、自治体が連携する研究グループは、国立研究開発法人科学技術振興機構(以下JST)が公募する令和4年度「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」共創分野本格型*1に採択されました。

近年コロナ禍において深刻化している「若者の生きづらさ」や心の不調に対して、心理的障壁の低い相談・ケアを提供する場として、バーチャル空間に「メタケアシティ*2」の構築を目指します。

YCUサイト ニュース「JST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)共創分野本格型に採択」より

リアル世界ではコミュニケーション下手で空気を読むのが苦手なのだとすると、バーチャル空間ではそういうのが関係なくなるので、
上記のような「心理的障壁の低い相談・ケアを提供する場として、バーチャル空間に…」というニーズになるのかもしれません。

自分は逆のパターンですが、なんとも腑に落ちました。

メタバースでは、国籍も年齢も性別も関係なくなります。
アバターの中の人、が一体どんななのか?
僕の場合は気になってしまいますが、VTuberや匿名SNSなどに慣れた人にはアバターでの人間づきあいは「心理的障壁の低い」コミュニケーションなのかもしれませんね。

ちなみにClubhouseも音声だけなので苦手です。
そうなるとコミュニケーションには姿が見えていることが自分にとっては最重要なのか?とも思えてきます。

慣れの問題なのでしょうか。
一年後、いや半年後には変わっているのかもしれません。
それともタイプの違いで、リアルのコミュニケーションが好きな人はメタバースでは人見知りになるのでしょうか…。
周りについても観察を続けたいと思います。

※今回のトップ画像はLineのお絵描きばりぐっどくん!メタバースで盛り上がってんのってやっぱりゲームかなー。代表的な「フォートナイト」イメージしてみました。


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