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【DAOを立ち上げてみた】 #13 里山再生〜竹で作り出す循環の仕組み〜

以前のnoteにて、竹の課題に取り組むことにしたり、実際に静岡のBambooツアーに参加したレポートを書きましたが、今回は6月にWeWorkが主催した自治体イベントにて登壇し、静岡市さんに選んでいただいたこと、これまでの経緯、これからの展望を記していきます。
※今回の画像はAI生成ではなく、WeWorkのイベントで登壇した際の写真です。3分で話すの難しかった(^_^;)


そもそもなぜ竹なのか


元々、小田原市のプロジェクトで農福連携に携わり、その際に知り合ったあきさわ園の秋澤さんが奮闘している里山再生の話を聞いていると、里山は日本人の根源的な人としての豊かさを育むもので、まさに心の故郷であると私たちは考えています。その豊かさは、現在の資本主義におけるオアシスともいうべき存在になれる可能性を秘めており、私たちの活動において重要な位置付けとなっています。その里山を再生、維持していくには、里山における経済循環を作り出していく必要があり、里山整備で伐採される竹を循環の一部に活用することは、昔から里山で行われてきた至極自然な循環だと考えています。

静岡市のBambooツアーで訪れた保全会が作っている竹製品と現場の様子

具体的な製品アウトプット


竹の活用方法をぼんやりと考える中で、たまたま同じWeWorkメンバーで、一般社団法人And Earthのイベントに参加し、バイオレメデーションと生分解性プラスティックの可能性について触れる機会をいただきました。これをきっかけにして、より具体的な製品が考えられるようになり、様々な竹活用の可能性を模索できるようになりました。

竹の伐採ツアーへの参加と解決への道筋


具体的な製品を模索する中で、静岡市からBambooツアーの話をいただきました。竹林を有する自治体では、少なからず竹について何かしらの課題を抱えているのではないかと考えています。静岡市も以前、台風の影響による竹林の地滑りで、国道と鉄道が止まる経験をしており、現在は放任竹林課題の解消に向け実証などの取り組みを進めています。具体的なツアーの内容は過去の記事を参照いただければと思いますが、竹は整備をし続ける必要がある植物で、伐採のタイミングや整備する区画の決定は、地域の人が率先して主導する体制が必要だということをツアーに参加して感じました。

静岡市のBambooツアーで訪れた竹伐採体験の現場

行政課題としての放任竹林とイベント


WeWorkの自治体向けイベントで、静岡市は放任竹林を課題として挙げ、出口戦略を募集していました。私たちは、コミュニティーの力と専門性の高い製品を提案することが課題の解決になると考え、プレゼン資料の準備を開始しました。資料作りを進める中で、前述の一般社団法人And Earthにも協力をお願いし、一緒に進めていくことで、より精度の高い提案を目指しました。

提案、選定、協議へ


イベントにて、静岡市向けのピッチをし、無事選定事業者に認定されました。これから提案した内容を具体的にどう進めていくのか協議が始まるところです。

竹でつながる企業との縁


この竹の話を色々なところでしていたら、興味を持ってくれる企業が現れ、そちらの協議も進んでいます。企業のサスティナブルな分野における竹の活用が循環を生み出し、地域の経済活動に寄与できる良い事例となる予感がしています。

人の興味関心と持続可能な自走するコミュニティの形成


「竹」がもたらしてくれた、この一連の流れは、まだまだ準備の段階に過ぎませんが、ここからどんどん進んでいくものと考えています。地域にコミュニティを作り、具体的に製品化できるものを模索し、魅力と価値を高め、発信するためのデジタルコミュニティ(DAO)を作っていくことで、小さな地域の循環からグローバルレベルへの循環を築いていきます。

最後に。。。


以上が現在取り組んでいる里山再生と、竹の利活用の経緯でした。竹の課題を一緒に解決していきたい方、サスティナブルへの取り組みを検討したい企業の担当者など、ご興味ご関心がありましたら、是非ご連絡ください。

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