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CMC_Central -総監督として見た景色- コミュニティで夢を叶えるまでの半年間の軌跡

こんにちは!
㈱コラボスタイル コミュニティマネージャーのふじいまゆです✋

「コミュニティマーケティングの実践者・成功者を増やす祭典」CMC_Central

撮影:集合写真家 武市真拓さん

運営メンバー・総監督として関わらせていただきました。開催からあっという間に1ヶ月ですが、まだまだ熱が続いていることを感じる場面に多々出会いとても嬉しく思っています!
改めて、ありがとうございました✌

当日の様子や運営の裏側はこちらの記事でもご紹介いただいていますので、ぜひご覧ください!


たくさんの方に押し上げていただき、務められた総監督。私からは、総監督目線で取り組んだことや感じたことをアウトプットします。


なぜ総監督をやったのか?

まさか自分がやるなんて微塵も思わず(笑)皆さんに背中を押していただいたおかげで始まったことでした。

運営メンバーのキックオフMTGで、当日にむけて役割分担を行いました。複数のユニットに分かれ「やりたいものに、複数所属する」形をとったのですが、ゆくゆく大きなカンファレンスイベントの監督ポジションをやりたいと考えていた私は、「監督部屋ユニットを見て学ばせてほしい」ということを伝えていました。
しかし今回の開催場所は名古屋。名古屋の人の良さや、コミュニティへの温度感や文化を知っている人が総監督をやったほうがいいのではないかということで、結果的に私がチャレンジさせてもらうことになりました。

2~3年後くらいにやりたいなと思っていた夢が急に叶うことになって、嬉しいはずなのにとにかくできるかどうかの不安が大きく、すんなり首を縦に振ることができませんでした。そんな中で私の背中を押してくれたのは、運営メンバーの仲間たちからの言葉でした。


皆さんからいただいた実際のチャットメッセージがこちら。

運営メンバーにお知り合いがいる方は「これ、誰っぽいな(笑)」
と考えながら見てもらうと面白いかもしれませんね(笑)

なんて温かい人たちなんだ………


なんでも進んでチャレンジしたいタイプの私。でもCMC_Centralの総監督は手を挙げるなんておろか、最後の最後まで渋りました。こわかったです、できるイメージが湧かなかったから。しかし皆さんの声に背中を押してもらい、決意を固め、総監督として企画を始動させたのでした。


「自信がない」期

とはいえやったことのない立場。始動してしばらくは、とにかく自信が無かったです。CMC_Central自体の価値や成功への自信はずっとありましたが、自分が総監督を務めることには自信がなかったし、胸をはって「私が総監督です!」と言えませんでした。
運営メンバーの優秀さに大いに助けられながら、1人ひとりの凄さが見えるたびに「私は何ができているだろう?」ととにかく不安でした。

Webページが作れるわけでもないし、デザインができるわけでもない。コンテンツを決めていく中でも、登壇者候補としてたくさんの方の顔が浮かぶほど人脈を持っているわけでもない。総監督という名前だけ担がせてもらって、優秀な仲間に寄りかからせてもらっているだけのような、そんな気持ちも芽生えていました。

しかしやったことがないことを急にできるようになるわけでもなく、今の自分で勝負するしかない。いつまでくすぶってんのよ!ということで「私なりの総監督」を務めようと思い直しました。
気持ちを新たに駆け抜けていく中で、取り組んだことを紹介します。

総監督として大事にしたこと

【準備期間】
①運営メンバー1人ひとりの熱量を維持してもらうこと

総勢18人。半年間をかけてイベントを成功に導くため、私たちの中にある火を絶やさないようにすることが必要だと感じていました。そのために意識したのはとにかくコミュニケーションを丁寧に取ること
セルフマネジメントできるメンバーが集まっていたので、熱量が下がる心配は無かったのですが、せっかく携わっているプロジェクト。「やってよかった」って思えるものであってほしかったのです。
当日までのやり取りは全てがオンライン。手軽だけど顔が見えないからこそ、感謝やリアクションが伝わるように伝えることを大事にしていました。
メンバーの動きを監督させてもらいながら、タスクが完了したら「お礼をしっかりと伝えること」やSlackのスタンプ・Backlogのスター機能も活用しながらリアクションをすることを意識しました。たとえ好きでやっていることだったとしても、やったことを認めてもらえないのって寂しいじゃないですか。

②自分が頑張らないこと
周りのメンバーがたくさん手を動かしてくれていると、自分が何もできていない気持ちになりがちでしたが、役割を全うするために余白をつくる勇気を持つようにしていました。私がタスクを抱えても監督できる人がいなくなるし、全体のバランスを取る人もいなくなるだけ。余白をつくっていたことで急に発生したタスクにヘルプができたり、冷静な状況判断ができたり、結果的に全体のためになる動きにも繋がったように思います。

③再現性があることをする
これは今回に限らずですが、私自身が常に考えていることです。CMC_Centralは今後も続いていくものであるはずだし、そうあってほしいとも思っていたからこそ、私でしかできないことはしていないはず!(笑)

④全て「これがいい」で選んだ
「これいいよね」と妥協した点は1つも無いです。
会場やコンテンツ内容はもちろんのこと、ノベルティや会場BGMやそのほかもこれがいいと思うもので揃えてもらいました。ずーっと頭の中にあったのは、まだ顔も知らない参加者の皆さんのこと。県外からこのために名古屋に来る方もたくさん居る。絶対に「来てよかった」と思ってもらえるようにしたかったし、そうでなければいけないという思いもありました。
まぁ「これいいよね」と言う人は、そもそも1人もいなかったんですけどね!

運営全体の裏側は、こちらの記事でも取材いただいています!


【当日】
当日は役割を持たずに浮いていることを意識していたので、役割がある時間以外は基本的に見守り隊だったのですが、やったことを1つ。


登壇者の皆さんにご挨拶し、登壇のお礼をしっかりとお伝えすること。

登壇者の皆さんの中にも、初対面の方がたくさんいらっしゃいました。総監督としてこれが唯一であり、最大の私のできることだと思ったんですよね。運営メンバー1人ひとりの信頼のおかげで繋がったご縁だからこそ、大切にしたかった。
とはいえもっと顔を見てお迎えしたかった、お礼をお伝えしたかったなという方たがたくさんいるので、まだまだなんですけどねw

総監督を務めて感じたこと


「いろんなタイプのリーダーが居ていい。」

今までの私は自分がやりたいんだから、リーダーなんだからという責任感から自分が1番手を動かすリーダーをずっとやってきました。これももちろん1つのスタイルなのですが、今回はとにかくメンバーに押し上げてもらい、背中を支えてもらったリーダーでした。助けてもらってばかりでしたが、こういうリーダーもアリなのかなと体感させてもらいましたね。
「こうでなくてはならない」というものってあまり無くて、それぞれが描くリーダー像があっていいように思います。


運営が上手くいった理由だと考える2つのこと


①とにかくみんな強強だった(笑)
とにかく超優秀な運営メンバーでした。個人スキルも高かったし、イベント経験豊富なメンバーも多かったです。大きなイベント経験がある方はお手の物ですし、規模は小さくとも日頃からコミュニティ運営に携わっていたり、参加者としていろんな場所に顔を出している人ばかりだったので、感覚値が合っていたように思います。それがゆえにシンプルなコミュニケーションで済むから、やるべきことがトントン進んでいきました。


②ヤリキルことができる人たちだった
皆さんのお仕事やコミュニティ活動を思い返してもらえたらと思うのですが、「自分は1から10までを頼んだつもりだったのに、5くらいで返ってきた」という経験はありませんか?
こういう期待値のズレみたいなのが今回無かったんですよね。場合によっては10までだと思ったら20で返ってくるくらい(笑)1人ひとりが担当するタスクに責任を持ち、ヤリキッてくれていたからだと考えています。とはいえ意識していたというよりは、当たり前にやっていることをいつも通りやってくれていたという感覚なんですけど。

例えば当日の運営でも、会場入口がわかりにくいということに気づいたメンバーが炎天下の中外に飛び出し、案内してくれていました。「自分の担当はここまでだから」と線を引く人は1人も居なかった。目の前の必要なことを考えてくれていたんですよね、常に。

しかもこんな最高な笑顔で(笑)
よっ、Tシャツの黄色に負けない爽やかさ!
登壇者さんのご案内も抜かりなく!

常に矢印が来てくれる皆さんに向いていたからだと思います。「なぜCMC_Centralをやるのか」の目的が最初から最後までブレなかったんです。

全てが完璧に整っていたわけではないかもしれないですが、こうやって全員が「自分が」という姿勢でフォローし合ってくれたからこそ、滞りなく運営ができたと思います。「これいい」と言いたくなるものを、メンバーが作ってくれていたんですよね。


まとめ

総監督ができて、本当によかった。

来てよかった!すごく楽しかった!頭パンクしそうなほど学びがあった!などと笑顔で会場を後にする皆さんを見て、CMC_Centralも総監督も本当にやってよかった、と思わせてもらいました。そして一気に視界が開けて、さらにスキルアップしていく自分の可能性にもワクワクできているからです。

無事に幕が下りる安堵感と終わってしまう寂しさで
震える胃を押さえながら話していたラップアップwww


当日のラップアップでもお話させていただいたのですが、コミュニティは「近道」と言いますよね。皆さんの欲しい結果に対して手段としての近道。今回のCMC_Centralを通して、自分自身の成長や夢・目標を掴むための「近道」にもなり得ると感じたのです。
2~3年後くらいにカンファレンスイベントをやりたいなと思っていた私。でも思いがけず、夢が叶う瞬間がもっと早くやってきた。しかも最高の仲間たち付きで。


コミュニティがあなたの夢を叶える近道になるかもしれない。



最後に

こういう熱量がコミュニティの世界だけに留まるものであってほしくないと思います。普段皆さんが働く環境や、大切にしている場にも伝播していってほしい。そして自分らしさを活かして活躍できる人が増えていってほしいと、本気で思っています。



CMC_Centralの開催にあたり、ご協力いただいた全ての方へ感謝申し上げます。本当にありがとうございました!!!

#CMC_Central
#コミュニティマーケをあたりまえに



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