家族以外の家族
タマリーに居るとこんなこと他の人には話したことない。
そんな話を不意に話してしまう方が多くいる。
おもしろい話も悲しい話も
深イイ話もしょーもなく、くだらない話も。
そんな、誰にでもは言えない話を話してくださることが
とても嬉しい。
「タマリーって話したい人が来るでしょ?
毎日、人の話聞いてしんどくない?」って聞かれる時もあるけど
私に出来ることって限られてるし
自分の身をすり減らしてまで相手に寄り添うことが
優しさじゃないことをタマリーをやっていくうちに分かってきた。
それは、ある人から見れば冷たく感じることかもしれない。
だけど、私には私の人生があるし
一番大切なのはやっぱり自分自身なんだと思う。
はじめは、来る方が持ってくるヘビー級の悩みにどっぷりつかって
めちゃくちゃエネルギーつかちゃっうってこともあって
笑ったり、泣いたり、感情移入しすぎて家に帰ってまで悩んだり…
ほんとに忙しかった。笑
でも、そもそも、私たちはいつでもお悩み聞きますよ!!
どうぞ!!カモーン!!
って感じでタマリーを開けてない。
変わらぬ日常の中の
家ではない安心できる場と程よい距離感の他人だから
話そうじゃなく、いつのまにかポロリと話してしまうんだと思う。
そして、また私たちも同じ。
ここに居ることで、その時居合わせた誰かに
話を聞いてもらっていることってたくさんある。
上でもなく下でもなく
お客様でもお店の人でもない
対等で、ただ同じ時をお互いに安心感を感じながら
同じ場で過ごしてるという
それだけのことなんだと思う。
ある意味、もう一つの家族みたいな感じにも思える。
ひかれるぐらい子どもに怒鳴り散らして、
どっと疲れた日も、家を飛び出してここに来て
そんな事すらも「分かる~!!!!」って
笑いながら話すことで
ちょっとばかり気持ちがホッとする。
そんなこともあるわけです。