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【ちょっと意識高いサラリーマンオススメの1冊】嫌われる勇気

みなさん、こんにちは。

K2カレッジです。


10月になってからは、

週末は雨が続いていますね。(関東のお話)

コロナの影響で、お天気の神様も鼻水を垂らしているのかもしれません。

それはさえおき、

天気が悪い土日が続くと、なんだか気分も下がりがちになり、

些細なことにもネガティブになってしまいますよね。

そんな時こそ自分を見直すために読んでほしい1冊を、

今回は紹介します。

この本です。

本屋さんに並んでいるのを見かけた人も少なくはないでしょうか。

私もこの本が前から気になっており、

最近やっと読むことができました。

本書は、

生活の中に悩みを抱えている主人公と悩み解決するカウンセラーなる先生の対話形式で物語が描かれ、

1つ1つ問題を解決していくような流れになっています。

悩みの解決には、

「人と比べるな」や、「ポジティブになろう」とかそういった表面的なことが書かれているのかなと、思っていましたが、

もっと深く、目から鱗のような解決法、思考法が盛り込まれており、

読むのに夢中になってしまいました。

それでは、次の章から、本書の内容と、

私たちがどう活かしていけるのかについてまとめていきます。


1.この世の悩みのすべての根源は人間関係にある

本書では、すべての悩みは"人間関係"の悩みであると考えています。

その悩みは、

①他の人がすべき課題に自分が足を踏み入れること、あるいは、

②自分が解決すべきの課題にほかの人が踏み込んでくること、

によって引き起こされると言われています。

たとえば、よくこういったことを耳にしませんか?

30歳前後の女性がいるといます。

「早く結婚したくて婚活してます。

でも、それがストレスになっているんです」

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本質を見ましょう。

女性は本当に結婚したいのでしょうか?

結婚してほしいと親が口出ししている可能性はないでしょうか?

結婚するか否かは、確かに女性の課題ではあるのですが、

おそらく本人はそこまでしたいと思っていない。しかし、親が女性の課題に

介入してきたことによって、ストレスが起きているのです。

ですので、

今回の婚活のストレスは、婚活に対するストレスではなく、

それを取り巻く人間関係、対人関係から起こるストレスになっているのです。


2.過去の原因ではなく、今の目的に目を向けよ

「過去のトラウマを引きずってしまい、行動に移せないんです。」

こう悩む人結構いますよね。

それは、過去に辛いことがあって、それが原因でなかなか変わることができないっていうのは本当にそのとおりですよね。

と、思うじゃないですか?

本書では、それは「間違っている」と解説されています。

本当は、過去が原因ではなくて、

今ある目的を実現するために、

私たちは、思考したり、行動したりしているとのことです。

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「え、え、どういうこと?」と思われる方も多いと思うので、

具体例を出して解説していきます。

例えば、

ひきこもりの子がいたとします。

どうして引きこもりになってしまったのか?をたどると、小さいころにお父さんから暴力を受け、それが原因でほかの人が怖くなってしまった。

その結果、外に出られなくなってしまった。

これが、過去の「原因」をもとにした考え方です。

一方、「目的」をもとにした考え方ならどうなるのでしょうか?

ひきこもることで、

親から心配してもらったり、やさしく接してもらえたりするから、ひきこもっている、と考えるのです。

このように「目的」があるからその行動をとっている、

というのがアドラー心理学の考え方です。

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ですので、必要なアプローチとしては、

過去をさかのぼることではなく、

今の目的に目を向けたほうがいいということになります。

3.劣等感はネガティブではない


皆さん、「劣等感」という言葉を聞いたことがありますか?

「自分のこうこう、こういうところが嫌だ」みたいな感情のことです。

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本書(アドラー心理学)では、

「健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、『理想の自分』との比較から生まれるものです。」としています。

つまり、ほかの人との比較ではなく、理想の自分と比較しましょう。

という、メッセージが込められています。

他者と比べるのではなく、

理想の自分と比較して、その差を埋めるために努力することに価値を見出すことで、劣等感がポジティブなものになるのです。

イメージとしては、

理想の自分をゴールにし、それに近い他者から情報をもらったりしてそれを自分に応用すればいいのです。

他者は敵ではなく、”仲間”なのです。


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4.まとめ

本noteでは、

以下の点について論じてきました。

①すべての悩みは人間関係からなる

②過去の原因を探るのではなく、今の目的を探れ

③劣等感は、他者との比較ではなく、理想の自分との比較と捉えよ

この、3つの点を抑えて、解決方法を考え、そのまま実行するだけで、

凡その悩みは、

さほどは気にならない程度になるのではないでしょうか?

まだまだ本書に書かれている内容はあるのですが、

長くなりすぎるのでここまでにしておきます!

もっと知りたい方は、こちらから覗いてみてくださいね。

(Audible版もあります。)


もし本noteがタメになった方は、ぜひともスキ💛をお願い致します!

では、また次回のnoteでお会いしましょう(^^)/


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