アイディアは神様がくれる
私は特定の宗教に所属しているわけではない。
しかし、聖書を読むのは好きだ。
お経をあげることにも違和感はない。
神社で手を合わせる時間も気持ちが静かになって、好き。
私は神様を信じている。
宇宙の中にとても大きな神様がいる。
それを主と呼ぶ人もいれば、毘盧遮那仏と呼ぶ人、アッラーと呼ぶ人もいる。
私の創作のアイディアは、神様からいただいている。
私は作曲が好きだ。
「曲ってどうやって作るの?」
とよく聞かれる。
「こんなやり方でやるとやりやすいよ〜」と答えるけれど、
なぜ曲のアイディアがとめどなく湧いてくるのかは究極、わからない。
普段からインプットをたくさんするようには心がけている。
意識的にしてきたインプットは、過去の体験や外からの刺激、ふと思いついたことなどと混ざって、「超濃厚なミックスジュース」の、いち成分としてアイディアに変わる。
インプットが、何年何ヶ月後に、どんな形でアイディアに変わるのかは、全く予測できない。
それは、神様が決めること。
神様はインプットを、いつも最善の形で、アイディアに変えてくれる。
私は曲のアイディアが浮かぶと、その瞬間に記録する。
すぐに記録できないときは、頭の中で100回歌う。
バイト中でも、寝る前でも、何よりも優先してメモをする。
神様が作ってくれたミックスジュース。
しぼりたての瞬間が、いちばん神様に近い。
忘れてしまったら、もしかすると二度と現れないかもしれない。
こうしてiPhoneのボイスメモに、どんどんアイディアが溜まっていく。
音楽だけじゃない。
楽しい気分のときに、なんとなく思いついたアイディアが、幾度となく私の人生を変えてきた。
神様を信じない人は、
「神様が本当にいるなら、なぜ戦争はなくならないんだ」という。
神様は、実際に手を下すことはしない。
神様がくれるのは、サインとアイディアだ。
神様は、結果ではなく、アイディアをくれる。
それを行動にうつした人が、やがて奇跡を起こす。
ラッパーには、神様を信じている人が多い。
ラッパーに限らず、創作をしている人は、すごい人であればあるほど、神様の存在を知っている。
神様をないがしろにした瞬間、クリエイティブの火は消える。
だから、神様が喜ぶ生き方をするべきなんだ。
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