モノはきれいに捨てる

買った本を、一度読んだら手放すことを前提にしたら、きれいに読むようになった。

線も引かないし、角も折らない。

めくり跡もつけないし、裏返しに置いたりもしない。


買ったお弁当を食べるときは、できるだけきれいに食べる。

食べ終わった箱を畳んで、お箸をつけたら、もう一回お店に並べられそうなくらい、きれいに。

もちろん、ゴミを捨てる時は、できる限り分別する。

処理する人を煩わせないために。


旅行先で、荷物を減らすテクニックとして、「古いパンツを履いていって、捨てて帰ればいいよ」と教えてくれた人がいた。

でもそれって、結構恥ずかしい。

素敵な旅行先で、生活感満載のパンツを捨ててくるのは、勇気がいること。

古い下着は1回洗濯してから、自宅でそっと捨てたい。


ゴミは、「ゴミ箱に入れたら全部同じだよ」という人もいる。

でもこうやって考えてみると、捨て方の流儀って意外とある。

私は捨て方に、人よりもこだわりがあるのかもしれない。


ゴミをゴミ扱いするのではなく、きちんと送り出してあげたい。


私が使い終わったものは、次の場所へ行く。

私の身体を通過して、どこかへ流れていく。


それは世界をぐるぐる回って、いつかまたきっと、自分の所に戻ってくる。

だから、私の所からは、きれいに旅立たせてあげよう、と思う。


何度でも、美しいものと出会うために。




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