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【イタリア旅行記🇮🇹4日目:ラヴェンナ③】油断していた予約の罠

*3週間のイタリア周遊記の4日目です。ボローニャ泊で日帰りでモザイクの街、ラヴェンナに来てます。

11:30 旧市街に到着

郊外から無事にラヴェンナ旧市街(駅周辺)に戻ってきました。
ということで、ちょっと早いけど、まずは市場でお昼でも食べようかなーと覗きにきたのですが、、
どうやらまだ営業が始まっていないような様子。イタリア人のんびり。

おしゃれ市場
中もモダンでちょっとお高めのレストランが並んでる風だったから
1番目の客になるのはちょっと、、と
ヒヨったのもある
実家と同じ車発見!
つい撮る

市場近くのバールも何個か回って見たけど、まだあまりやる気のあるオープン感がないので(日本と違って12時にはみんなお昼って感じじゃない。みんなのんびり)
「今日まわる予定の聖堂たちの様子でも見に行こうか」
市場からも徒歩5分くらいで1番近かったサン・ヴィターレ聖堂へ、その周辺でお昼でもいいしねとか言いながら行ってみることに。

サン・ヴィターレ聖堂裏側に到着

すでにかっこいい
教会は裏から見ろと言うけど
まさに見るべき裏側

正面に回り込んでどんな感じかな〜ってちょっとフラフラしていると
入り口の係の人が、
「チケットと予約は済んでる?」とのこと
このタイミングで「予約?、、、、」という考えてもみなかった言葉を聞いて、
まさかの予約制に思考停止していると、
「出てちょっと行ったところに総合案内所があるから、そこでまず予約してきて」
と教えてくれたので、有無を言わさず急ぎ向かうことに。

扉の前のお姉さん
予約システム知らない人多すぎて
説明慣れてる

ラヴェンナの観光名所は予約が必要の罠

教会を背に1分ほど歩くと右手に「BOOK SHOP」と書いてあるチケットセンターを発見〜
街のお土産屋さんも兼任してる場所のよう。

この右側にbook shopと書いてある案内所がある

早速、窓口でチケットの説明を聞くことに。
結論から言うと、

・主要施設の共通券をここで買う
・何ヶ所かは何時に入るかの予約が今すぐ必要
・結構回る場所、ボリュームあるよ

とのこと。この時点でもいまいちピンと来てないけど、
共通券を購入し、あわせて
2箇所は見たい時間の予約をしなきゃいけないそうで。
この時間ならいんじゃないとお兄さんがおすすめしてくれた時間で予約完了!
身を委ねました!
マップにも予約時間書き込んでくれて、回る場所の印もつけてくれて、親切〜

もらった地図
行くべき場所と時間と書いてくれた
共通チケット
2人で25€
ここにも予約の時間が記載されてます

で、とにかく、最初の予約がもうすぐだから
急いでさっきの教会に戻りなと言われて、
ランチのことなんか忘れて戻ります。

再度サン・ヴィターレ聖堂へ

戻ってきた

入り口のお姉さんに「予約すんだよ!」とちょっと自慢げにチケットを見せると、
「あなたの予約はこの教会の奥だから、まずはこの教会は通り抜けるだけにして、奥の建物に急ぎなさい」と、
またもや「なんだそれは!」と思いもよらぬ誘導をされ、
ただただ従って進むと
どうやらあの小さなところが最初の予約スポットのよう。
(言われるがままなので、この時点でそこに何があるのかわからなくなってます)

ここが最初の予約スポット

まさかの憧れのあの霊廟!

ここにも係りのおじさんがいたので予約時間になってチケットを見せると、
無愛想ながら入り口を開けてくれて、無事入場。
最初、中は真っ暗で何も見えないかったけど、だんだん目が慣れてくると、
朧げに一面のモザイク群が浮かび上がってきて、驚愕。。。。
ここはまさか、、ずっと憧れてたあのモザイク群だ〜!と気がつく。
言われるがままに行動してたから、本当にどこ向かってるのかすら分かってなかった。。。

ほぼライティングもなく、ぼんやりだんだん見えてくる
デジカメだと目で見るより明るく見えるからすごい

ガッラ・プラチディア廟

どこかもわからず入ったくせにですが、、、
この建物は何かというと、

ローマ帝国最後の皇帝テオドシウスの娘ガッラ・プラチディアが自分とその家族のためにつくらせた霊廟で。ラヴェンナで今見られるモザイク群では1番古く5世紀中頃に完成したものと言われています。

有名な良き羊飼い
このモザイクの模様見たかったやつだ〜
かわいい
この鳥たちも見たかったやつだ
(お土産もこの鳥推しだったからポストカードを購入)

とにかくとても小さな空間だったけど、じわじわ見えてくるモチーフ達が楽しすぎて。後の予約の人でいっぱいになるギリギリまでモザイクを堪能〜
(入るまで何かもわかっていなかったくせにね、、笑)

あんなにそっけない煉瓦造りの中に
あんなにキラキラと美しい世界が広がっているとは
すごいに尽きる

感動の余韻に浸りながら、
さっき中を駆け抜けてきた教会の方に戻ります。
そしてこっちも何かわかっていなから、場所を理解するところからスタート。
このすぐ後、ここもあの憧れの!となるけど、
予約に翻弄された失態書いてたらまた長くなってきたから次の投稿へ。

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