【11/28 BTCチャート分析】底値を探る展開が続く。真の底値を見破る方法とは
『COINTANK Daily Trade Tips』は前日のチャートからトレードのポイントを振り返るコンテンツです。前日のチャートからトレード手法のポイントをテクニカル分析に基づいて振り返りながら解説しています。
【使用したテクニカルチャート】
BTC/JPY(bitFlyerの価格) TradingView
【インディケーター】
■出来高プロファイル
固定期間出来高
■出来高
一時40万円台まで下落。底値を探る展開に
現在ビットコインの価格は40万円~43万円付近で推移しています。何度も40万円台まで価格が下げられるものの、40万円割れは起こらず、底値を探る展開が続いています。
また、42万円~43万円はビットメイン社がマイニングをするにあたっての損益分岐ラインであることを発表しており、マイニング企業もこの価格帯を守りたいという思惑があります。
しかしながら、40万円~50万円付近には多くのポジションが積まれており、上昇しようにも勢いの付きづらいどっちつかずの展開となっています。
さらには、40万円以下の価格帯にはそれほど多くのポジションが積まれていないこともあり、足場は緩いと考えられます。今後大口投資家などの更なるまとまった売り注文が入った時の下落も考えられるでしょう。
このような急落相場の場合は底値である程度の期間停滞し、投資家全体が底値を確認した後に上昇していくのが一般的です。
そのため底値付近では、日足チャートなどの長期足でダブルボトムや逆三尊が形成されます。しかしながら今のところは一度底値を付けただけで、ダブルボトムや逆三尊とはなっていません。
依然として底値を探る展開が続いていますので、確定するまでは焦ってエントリーする必要は無いと言えるでしょう。
27日、三角持ち合いを抜け上昇。50%ラインを抜けられるか
上図は11月27日の5分足チャートです。27日は一日中三角持ち合いの内部で推移しており、値幅の小さい展開となりました。その後三角持ち合いを上抜けし、小幅な上昇を見せています。
頭上にはフィボナッチの50%ラインが存在するため、この価格を上抜けてサポートラインにできるかどうかが注目されます。
もし50%ライン付近で転換し下落してきた場合は、再び下落相場が継続する可能性もあるので40万円で下げ止まるかに再び注意する必要があります。
今後の相場動向を注視するようにしましょう。
■Writer■
まっつん
14歳のころから株式投資を始めており、FXトレード歴は3年。トレードビギナー時代には3か月で全財産70万円を失う経験を経て、プロトレーダーのもとでトレードを学び始める。3年以上トレードをして得た実経験や、バカラやブラックジャックの仕組みを研究したことで得た知見、大量の書籍から得た有益な情報を掛け合わせることで独自のトレード方法を開発。仮想通貨には2016年(当時1BIT=4万円)から投資しており、当時はリップルに集中投資を行う。また、100本以上の仮想通貨にまつわる記事を作成していた経歴をもち、仮想通貨に対する知識も経験も豊富。現在は、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、リップルを保有中。
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