【11/14 BTCチャート分析】BCH相場の転換点から読み解く、今後のBTC相場の展開とは？

『COINTANK Daily Trade Tips』は前日のチャートからトレードのポイントを振り返るコンテンツです。前日のチャートからトレード手法のポイントをテクニカル分析に基づいて振り返りながら解説しています。

【使用したテクニカルチャート】
BTC/JPY(bitFlyerの価格） TradingView

【インディケーター】
■出来高プロファイル
固定期間出来高

■出来高

ヘッドアンドショルダーを形成。短期足では下落基調強まる

11月12日に725000円のレジスタンスライン付近で相場の流れが転換し、13日の相場は下落相場となりました。そして713000円のサポートライン付近で売りと買いの勢力がぶつかり合う形で相場が停滞しています。

また、チャートに描画したように15分足ではヘッドアンドショルダー（三尊）を形成しています。これは上昇圧力が一服し、下落基調が強まっていることを表します。デイトレーダーにとっては風向きが変わったことを意味するので、各々対応を練る必要がありそうです。

また下落圧力が強まると、13日に下げ止まったサポートラインをブレイクする可能性もあります。そうするとサポートラインがレジスタンスラインに代わるため、エントリーチャンスが生まれることとなるでしょう。

では仮に下落していくとしたらその下限はどの程度になると予想されるのでしょうか。また現在の短期足の方向感は日足などの長期足に由来しているところがあるため、日足チャートを見てみましょう。

注目すべき日足の上向きトレンドライン

現在の日足は非常に緩やかながら、底値を切り上げていく展開が続いています。また、昨日の記事でもお伝えした通り、ファンドが少しずつ買い上げているため、徐々に足場が固くなっているのも確かです。現在の下落相場が続いた時の下限はピンク色で表したトレンドライン付近となるでしょう。

仮にトレンドラインを割り込む展開になった場合は、大口投資家の売り注文が相次ぐ可能性があるため対応に迫られるでしょう。

しかしながら、どこかのタイミングでファンドなどの大口投資家のマネー流入が相次いだ際には、トレンドラインより上の価格帯で押し目を付けて上昇していく展開も考えられます。まずはこのトレンドラインが守られるかどうかを注視し、さらには上昇圧力が強まった時の対応まで準備しておくとさらに良いでしょう。

重要ポイント到来！現在、仮想通貨市場を牽引するビットコインキャッシュ

現在、11月16日のハードフォークするために注目されているビットコインキャッシュは、一時的に仮想通貨市場を牽引する存在となっています。

1週間前にはビットコインキャッシュの相場が急騰したために他の仮想通貨の価格も上昇しました。

しかし現在は図3で表した通り、ビットコインキャッシュの価格は下落しているため、他の仮想通貨の価格も下落しています。

現在市場を牽引しているビットコインキャッシュの相場ですが、もうじき転換点を迎えようとしています。

ビットコインキャッシュは日足チャートでダブルボトムを付けており、一度ネックラインを上抜けしたものの、一時的に下落してネックラインまで値が戻ってきた形をとっています。

ネックライン付近では一般的に転換が起こりやすく、現在の下落相場から、上昇相場へと転換できるのかに注目が集まります。

また、ネックラインの位置する価格帯は、ひときわポジションの積み上がりが目立つ価格帯です。この水平線を境にどのような値動きを見せるのかに注目が集まります。

■Writer■
まっつん
14歳のころから株式投資を始めており、FXトレード歴は3年。トレードビギナー時代には3か月で全財産70万円を失う経験を経て、プロトレーダーのもとでトレードを学び始める。3年以上トレードをして得た実経験や、バカラやブラックジャックの仕組みを研究したことで得た知見、大量の書籍から得た有益な情報を掛け合わせることで独自のトレード方法を開発。仮想通貨には2016年（当時１BIT＝4万円）から投資しており、当時はリップルに集中投資を行う。また、100本以上の仮想通貨にまつわる記事を作成していた経歴をもち、仮想通貨に対する知識も経験も豊富。現在は、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、リップルを保有中。

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