仮想通貨入門 -テクニカル分析編- 第4回「テクニカル指標を使いこなそう」
「仮想通貨入門 -テクニカル分析編-」では、初心者さん向けに仮想通貨のテクニカル分析のやり方を解説します。
今回はテクニカル指標について説明します。
それでは始めましょう。
1. テクニカル指標とは
テクニカル指標とは、テクニカル分析に用いる道具です。
テクニカル指標は「トレンド系」と「オシレーター系」の2つがあります。
「トレンド系」は売買の判断に使います役立ちます。「オシレーター系」は相場反転のタイミングを知るのに役立ちます。
本記事では、トレードにおいて特に重要なテクニカル指標について解説します。
2. テクニカル指標を選ぶ際の注意点
世の中にはさまざまなテクニカル指標が存在しますが、どの指標を使えばいいのでしょうか?これには明確な答えがあります。
「多くのトレーダーが使っているテクニカル指標」
何故かを説明します。
チャートはトレーダーの心理によって作られます。「上昇するだろう」と考える人が多ければ上昇するし、「下落するだろう」と考える人が多ければ下落します。
そして、トレーダーが「上昇(または下落)するだろう」と考える根拠こそがテクニカル指標なのです。つまり、多くのトレーダーが監視しているテクニカル指標を選択することが重要となります。逆説的に言うと、少しのトレーダーにしか見られていないテクニカル指標は使い物になりません。
3. テクニカル指標の解説
多くのトレーダーが監視しているテクニカル指標を解説します。まず、TradingViewでBTCチャートを日足で表示させましょう。
BTC/USDTチャートを日足表示させました。
移動平均線(トレンド系)
移動平均線とは、ある期間内におけるローソク足の終値の平均を線で繋いで表示させたものです。
1. チャートに移動平均線を表示させてみよう
チャートに移動平均線が表示されました。
デフォルトでは期間が9に設定されています。そのため、上のチャートでは9日移動平均線が表示されている状態です。
設定を変更して、50日移動平均線を表示させてみましょう。まず、設定をクリックします。
期間を50に変更してOKをクリックします。
チャートに50日移動平均線が表示されるようになりました。
次に、日足でよく使う200日移動平均線を表示させてみましょう。先程と同じ手順で移動平均線をもう一つ追加し、期間を200に設定すれば完了です。
チャートに50日移動平均線と200日移動平均線が表示されるようになりました。
移動平均線の色は設定から変更できます。200日移動平均線をオレンジ色に変更してみましょう。
200日移動平均線をオレンジ色に変更しました。見やすくなりましたね。
2. 移動平均線の使い方
移動平均線の使い方を解説します。
MACD(トレンド系)
MACDは移動平均線の発展版です。移動平均線よりも早いタイミングで買いや売りのサインが出る特長があります。移動平均線と組み合わせて使うことをお勧めします。
1. チャートにMACDを表示させてみよう
MACDが表示されました。MACDは「MACD」と「シグナル」と呼ばれる2つの線で構成されています。
2. MACDの使い方
MACDの使い方を解説します。
ボリンジャーバンド(トレンド系)
ボリンジャーバンドは統計学的に想定される値動きの幅をバンドで示したものです。価格はバンド内に収まることが多いです。
1. チャートにボリンジャーバンドを表示させてみよう
ボリンジャーバンドが表示されました。
2. ボリンジャーバンドの使い方
ボリンジャーバンドの使い方を解説します。
今回の講座は以上です。移動平均線 / MACD / ボリンジャーバンドについて勉強しました。お疲れ様でした。
次回はテクニカル指標の「一目均衡表 / RSI / ストキャスティスク」について解説します!
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