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冬のテーブル2023 レシピノート


鶏レバーのパテ
鯖缶のタルティフレット
塩豚のナヴァラン
オレンジとチーズのケーク

2023年の冬のテーブルは、冬籠りの時間がおいしくしてくれるもの、をテーマにお届けします。

作って休ませたり、お鍋でコトコトおいしくなったり、または保存食の缶詰を使って、など冬のお籠り時間をおいしくお過ごしいただければと思います。

タルティフレットは、サヴォワ地方の郷土料理です。通常はじゃがいも、玉ねぎ、ベーコンにチーズを載せて焼くのが一般的ですが、私は魚介でつくるのが好き。今回は鯖缶を使いましたが、シーフードミックスを使ってもおいしいです。

メインのナヴァランは、フランス語でナベ(navet)カブを使った煮込み料理のことをいい、一般的には仔羊の肉と一緒に煮込みます。春先によく作られるお料理です。じつは塩漬けの豚肉をナヴァランに使うことはあまりありませんが、今回、みなさんに塩漬けのお肉のおいしさを知っていただきたくて、ご紹介させていただいています。

フランスでは、マルシェやスーパーで既に塩漬けにされたお肉が売られていますが、こちらはポトフに使われることが多いです。水に浸けて塩抜きしてから、お野菜とともに煮込みます。スープもとても美味しいポトフになります。

今回、豚肉の塩漬けの仕方もご紹介していますので、ぜひこちらのナヴァランとともにポトフもお試しになってみてください。
あたたかな優しい冬の時間をみなさまにお過ごしいただけますように。


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