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ぼっちランチでなぜ悪い


仕事の日は基本的にひとりで昼食を食べる。

同僚の男性管理職メンバーは、基本的に同族の数人で連れ立って昼食をとっているため、ひとりで食べている私に出くわすと「ひとり?」と意味ありげに聞かれることもある。


名誉のために弁明しておくと、同僚と外出先で昼食を一緒にとることもあるし、タイミングさえ合えばオフィスでも昼食をとりながら世間話をする仲の同僚はもちろんいる。


昼食を一緒に食べる人もいない、「周りから浮いた人」では断じてない(と思っている)。


こちらからすれば、毎日12時前後になるとチラチラ目くばせしながら誰からともなく席を立ち、ドラクエのように7〜8人でぞろぞろ連れ立って食堂に向かう集団の方が異質に感じる。


不思議なのは、その集団は共にテーブルを囲んでいるからといって、さほど談笑をする様子でもなく、向かい合って黙々と定食を食べ、10分足らずでコンビニや喫煙所に各々散っていくのである。
好んでひとりを選んでいる私より、よほどさみしい気持ちになりそうなものだけれど。

私は元々ひとりが好きなタイプだし、ひとりで過ごすランチタイムを大切にしている。
noteの記事を読んだり、ネタを考えたり、読書をしたり、調べものをしたり、ときには郵便物を出しに行ったり。やりたいことは尽きない。


午後の仕事を頑張るために、お昼くらいは自分のために時間を使いたいだけなのだけれど、この思いが男性社会のうちの会社で理解される日はまだ先のようだ。




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