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もう一度、コーチングを受けたい

昨年、一時期お試しでコーチングを受けていたことがある。
社内で研修講師をするにあたり、コーチングスキルが必要だと知り、どんなものかを体験してみたかった。そこで、たまたま見つけた、「NPO法人ひととひと」が運営するコーチングサービスを受けてみた。

キャリアコーチングサービス「キャリコ!」 (careeco-joyjob.org)

困ったとき、じっくり自分を見つめたいとき、キャリア(人生)のあらゆる悩みや課題に向き合うためのキャリアコーチングを提供するサービスです。

キャリコ!公式サイト


3回のセッションを受けてわかったのは、己の自己開示の下手さ。
仕事で散々「自己開示をすることで、コミュニケーションが円滑になります!」とか偉そうに言っているくせに、自分のことになると恐ろしいほどできなかった。別に悲しいことなんか話していないのに、話しながら勝手に涙が出てくる始末。(だからセッションのときはティッシュを常備していた)


「正解なんてあるはずない」と頭ではわかっていても、「こういう答えをコーチは望んでいるのではないか」「他の人はこういうとき何と答えるのだろうか」という邪念がどこまでもまとわりつく。


コーチの核心をつく問いかけが、グレーな部分や見たくない部分を、明るみに出すような感じがして。そこを開けてしまったら取り返しのつかないことになるような気がして。

本心をさらけ出す勇気がなく、コーチからすれば、何に悩んでいるのか、何を目指しているのかが今ひとつわからないクライアントだったと思う。


思い返せば、コーチングを「受ける」ことが目的になっていた。当時は特に悩みや実現したいことがあるわけでもなかった。話しやすさ重視で、仕事のことをテーマと置いていたが、もったいない時間の使い方をしてしまったと反省している。(もちろんコーチの問いかけや聴き方は、勉強になることが多くあった)


その反省を経て、今、もう一度コーチングを受けたいと思っている。今年に入ってから、仕事で環境が大きく変わりつつある。チームメンバーの複数人が異動や退職により入れ替わり、チームとして非常に脆く、不安定な局面を迎えている。
曲がりなりにもマネージャーとして、チームのことをしっかりと考えて、見つめ直す時間を意識的につくる必要性をひしひしと感じる。


この難局をチャンスに変えてやろう、みたいな野望はない。でも、残ってくれたメンバーとチームをなんとか守りたい。そのためには私自身が変わらないといけない。怖くても、下手くそでも、涙がこぼれても、今度こそ真っ直ぐに問いと向き合い、変わる糸口を見つけたい。


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