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終活ではなく…修活です🍀

終活講座を受講してきた。
講師さん、明るく開口一番
「終活ではありません。修活です」と。

なるほど…

これで、掴みはOKね。
『おばさま達の心は、ガッチリ掴みましたよ』的な笑顔もまた魅力的。

銀行口座は2つまで、とにかく断捨離、そして何より、最後に後悔しないように…。
行きたい所、やりたかったこと、食べたかったもの、好きなこと、できる限りやりましょう、と。

どんな形で人生を修めたいのか、エンディングノートに綴ることが大事。

時間には限りがある。健康寿命にも限りがある。今、やらないでどうする。
その通り…

断捨離は、最優先事項だ。
実家の断捨離を子に残してはいけない。

我が家は、娘の出産に合わせて、かなり断捨離が進んだ。それでも、まだまだ(あえて我が家の歴史と呼ぼう)山盛り…。

そして、お墓問題
これが一番厄介
子供たちともよく話し合って、お互いに一番良い結論を導き出さねば…。

さて、お墓で…
講座に来られていた方、おもむろに話しだした。
「父が生前、実家は荒れてもいい、ご先祖様が眠るお墓だけは守ってくれ、と長男である自分に言っていた。今、自分もそれを息子に言っている」と。

わ~、長男の呪縛…。
ふと、他の人の反応が気になり見渡すと、ウンウンと頷く人や、エッという顔の人。

続いて口を開いた方の話は、ある意味更に興味深い。
近所の人の話、と前置きがあって
「一人暮らしの母が亡くなった。子供たちは皆、遠方に住み、実家は空き家となった。お墓を守るのも遠方からの往復、色々と大変だ。墓じまいをし長男の居住地に先祖代々のお墓を移した。すると、程なくして、孫が原因不明の病気になった。その道の有名な方に見てもらった所、『お墓を移したか…。ご先祖様が生まれ育った場所に戻りたいと言っている』と。そこで、お墓をまた元に戻したそうな…。孫も元気になり、めでたしめでたし」
という内容。

一同、う〜ん…。

はて?
ご先祖様は、子孫を守るものではないのか?

私は、お墓や仏壇、子の負担となるものは、あえて必要だとは思わない。
折に触れて、思い出し偲んでくれたら嬉しい(あえて思い出さなくても怒ったりはしない)
はるか彼方から、常に可愛い子孫たちの幸せを願っていよう。
人々が幸せに暮らせる平和な世の中であるよう願っていよう。

母が亡くなる間際に言ったように『困った時は、お母さん助けて!と呼びなさい』と子や孫に伝えよう。空の彼方から必ず助けるから…と。

さて、エンディングノートにはなんて書こう。

とりあえず、日々、笑って楽しくだ。




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