わが家の家事のこと。
結婚6年目、2児(5歳と2歳)の母、時短勤務の正社員である私は、家事・子育て・仕事という手強い3強と日々戦っている。
私は本当に家事能力がない。結婚前は実家で母に甘えてばかりで(時々気まぐれに洗濯をしたりお風呂掃除をしたりお菓子作りなんかはしていたけれど)ほとんど家事らしい家事をこなしてこなかった。実家でぐーたら放題していた人間が、いざ結婚して、子供を産んで、仕事をしながら家事、育児。。。いま思い返すと、よく生活できているな、と不思議に思う。
実家でぐーたら甘えていた時間を悔やんでいても仕方がないんだけれど、タイムマシンがあるなら10年前の私に『そんなんでお嫁に行ったら苦労するよ』と言ってやりたい。そして味噌汁の作り方から教えてやりたい。
家事能力0で結婚した私と対照的に、夫は一人暮らしの経験があり家事を卒無くこなすことができる。子どもが生まれてからも積極的に洗濯やご飯作りをやってくれていた。本当にサラッと自然に家事をこなすことができる夫。本当に毎日感謝しています。
それでも夫が家事をたくさんやってくれると、心のどこかで、
『私ってダメな母親だな、ダメな妻だな』
と思ってしまう自分がいた。と言うのも、私の父親は家事なんて全くやらない『THE⭐︎昭和男』。母親はパートで働きながら家事を全てこなしていた。そんな父と母の関係性を見て育ったので、『母親が家事をやる』ということが私の中の当たり前だった。だから、『私が家事をやらなきゃ』という謎の焦りと、なかなか思うように家事・育児・仕事の両立ができなくて悩んでばかりだった。できなくて当たり前だ。そもそも家事なんてしてこなかったんだもの。結婚してからひしひしと感じる母の大変さ。
最近はと言うと、1週間分の献立をざっくりと決める。そして平日の朝、夫と一緒にその日の夕ご飯の支度をするのが日課。家事を分担していた時期もあったけど、一緒に家事をすることで夫婦の会話が格段に増えた。些細なことでも『ありがとう』と言えるようになった。2人でやるから、かかる時間も二分の一。空いた時間に一緒にコーヒーを飲んだり、それぞれ好きなことをしたり。
最近は、自分のことを『ダメだな』と思うことが少なくなった気がする。
この記事を読んで『ダメな母親だな』『ダメな嫁だな』と思う方もいるかもしれない。それでも私は夫に支えてもらいながら、時に支えながら、家事・子育て・仕事を両立させていく。これがわが家の『きほん』になるのかな。
ぐちゃぐちゃでまとまりのない文章だけど、ふと思ったわが家の家事のこと。でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?