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パ・リーグファンの皆様へ「そのイメージ捨ててください!」
こんにちは、たねです😄
『日本生命 セ・パ交流戦 2022』が開幕しました👏
今年は3年ぶりに入場制限無しでの開催となり、ペナント同様各地で盛り上がりを見せていますね😆
皆様の贔屓チームや地元球団の調子はいかがでしょうか?
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1カード目が終わり、セとパの対戦成績は9勝9敗0分。まだまだどちらに転ぶかわかりませんね。
私はヤクルトファンなので、パ・リーグの試合をじっくり見ることはほとんどありません。試合結果や順位表などは一通りチェックするのですが…😅
交流戦を迎えるにあたり、先週からパ・リーグの現状把握のため、色々リサーチをしていました🔎
様々なデータを見ていくうちに「イメージと違うな」と思うことが続出!やはり情報は定期的に更新しないと、役に立たないものだなぁと気付かされたんです。
ということは…🤔?
もしやパ・リーグのファンの方々も、セの現状を知ったら、同じように感じるのでは⁉️
実はセ・リーグ、昨季とはかなり様子が違います。567による影響が色濃く出ているとはいえ、私自身開幕前の予想とは異なることだらけで大分困惑💦
今季ヤクルト戦をメインに試合を観戦しての雑感と、各種データをもとに、昨季までの成績やチームカラー、開幕直後の状況からの変化など、セ各球団の「イメージと違う」部分をまとめてみました‼️
私と一緒に情報のUpdateしてみませんか?
早速イメージアップ/ダウンの両面から、各球団の現状をお伝えしていきます。普段セ・リーグを見ないパ・リーグファンの方には交流戦を楽しむためのヒントになれば幸いです。そして、セ・ファンの皆様は贔屓チームの今を受け止めて笑ったり泣いたりしましょう(笑)
⚠️完全にイメージと違うトピックスは「×」表記、全否定は出来ないけど一部誤解がありそうなイメージは「△」表記ととしています。
1位:東京ヤクルトスワローズ
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❎イメージ①「投手が弱い」
ヤクルトの課題は"投手"
そのイメージはかなり強いと思います。確かに日本一となった昨季でさえ先発の2桁勝利なし。規定投球回到達者もゼロ。そう思われても仕方ありません。
昨季の日本シリーズでヤクルト投手陣、思った以上にやるな!と思った方も居られるのではないでしょうか?←そうであって欲しい
今季ここまで、ヤクルトは投手力で首位をキープしていると言っても過言ではありません。
【主な投手成績】
チーム防御率:2.83(1位)
先発:3.33(3位) 救援:2.29(1位)
自責点:125(1位) 与四球:110(2位)
被本塁打:38(6位) QS率:52.27%(4位)
開幕から1ヶ月以上正捕手不在、エース期待の奥川離脱、セットアッパー清水の1ヶ月に渡る故障離脱があった上での成績です。5月のリーグ戦成績に絞ると先発防御率:2.64(2位)、救援防御率:0.99(1位)とさらに盤石。
「ヤクルトは投手が弱い」は過去のものとお見知り置きいただければと…。パ・リーグファンの皆様、どうぞ「ヤクルトは投手が強い」へのイメージ修正しておいてくださいね。
❎イメージ②:「セ界の火ヤク庫」
ヤクルトといえばとにかく打ち勝つチーム、そう思われている方は多いはず。
しかし前述の通り、今季のヤクルトは投手力で何とか首位を守り抜いている状態で、打撃に関しては端的に言って"貧打"です😰
打率.231でリーグ5位。
村上&山田中心に本塁打・打点は稼げているためバレにくいですが、昨季から今季序盤にかけて得点源となっていたサンタナの離脱、青木・オスナ・川端の低調が響いています。
特に目を覆いたくなるのが、神宮での打撃成績。
ホーム/ビジターの主要スタッツをまとめると、その惨状がお分かりいただけるはず。正直グロ注意案件😱
【ホームゲーム】
20試合/打率.196/120安打/11本/41得点
【ビジターゲーム】
24試合/打率.256/215安打/29本/125得点
すっかり火ヤクは湿気っています😰
パ・ファンの皆様、ヤクルト打線…怖がらなくてOKです🙆♀️神宮で対戦するロッテ・西武ファンはラッキー!2点取れば勝てる計算です😅逆にビジターとなる楽天・オリ・ホークスさんは要警戒でお願いします。
※追記:これを書いてる途中でヤクルトが神宮で打ち出しました(笑)
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2位:読売ジャイアンツ
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❎イメージ①:「ドラフト・助っ人が当たらない」
今の巨人にこのジンクスは当てはまりません。
4月までに6人がプロ初勝利を上げるという史上初の快挙を成し遂げるなど、昨季居なかった新戦力たちが活躍を見せています。
【投手】
・赤星優志(先):6試合/2勝2敗/3.90
・山崎伊織(先):6試合/2勝1敗/2.76
・戸田懐生(中):8試合/1勝0敗/1.35
・大勢(抑):19試合/1勝1敗16S/2.41
・シューメーカー(先):7試合/1勝3敗/3.10
【野手】
・中山礼都(遊):16試合/.196/0本/1打点
・増田陸(二):7試合/.444/1本/2打点
・ウォーカー(左):44試合/.295/8本/21打点
・ポランコ(右):49試合/.281/8本/18打点
若手選手に関しては若干5月病感はあり多少調子下降気味ですが、それでも十分に戦力化出来ています。
今季の巨人については、FA静観しかり"選手強奪"球団のイメージはなく、助っ人にしろルーキーにしろ、編成・スカウトの本気が伺えます。さらにここに至り育成&ドラフト戦略が実を結び始めてるので、イメージの書き換えしておきましょう。
❎イメージ②:「ミスの少ないチーム」
巨人というと守備はキッチリ、ホームランで大量得点!そんなイメージありませんか?
でも今年はかなり異変が…❗️
守備不安、無駄な四球、小技失敗など粗さが目立っています。
特に気になるのが失策の多さ。
昨季はシーズン通して45失策と12球団最少だったにもかかわらず、今季は50試合で既に37失策。もちろん12球団ワーストで、シーズン100失策を上回るハイペースでエラーを量産中なんです😰
吉川の復帰、若手の試合慣れにより徐々に減少傾向ではあります。ただ坂本の穴は大きく、両翼助っ人をケアしながらの介護守備、リリーバーの四球連発等もあり、守備の時間は常に緊張感が漂います。
パ・リーグファンの方々は、ゴロを転がせばワンチャンある、センター以外にボールが飛んだらラッキーくらいは頭に入れても良いかもしれません。
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3位:広島東洋カープ
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❎イメージ①:「鈴木誠也の穴は埋まらない」
若手が元気で良いチームだと承知していても、誠也の穴は大きすぎる!殆どの方がそう思っていたのではないでしょうか?
しかし蓋を開けてみれば、開幕前の自分を蹴り倒して土下座させたいくらい、カープ打線はとにかく得点を量産してきます。
【主な打撃成績】
打率:.261(1位) 得点:202(1位)
打点:193(1位) 本塁打:24(6位)
長打率:.361(3位) 出塁率:.318(1位)
本塁打こそ目に見えて減っていますが、打線に切れ目がなく、常にランナーが塁上をグルグル。1番から9番まで全打順で打率2割以上をキープしており、下位打線・投手含め、全員でカバーする形が作れています。
目を凝らして探しましたが、カープ打線に穴らしい穴は見つかりません(笑)助っ人も温まって来ました。投手もバントミスしません。森下くんの打席は特に注意です⚠️
🔼イメージ②:「逆転の広島」
3連覇を成し遂げた頃の印象が強いため、カープは終盤一気に巻き返して大逆転してくるイメージありますよね。
確かに非常にしつこく、粘り強い打線であり、今季のカープ打線はV3時代を彷彿とさせる勢いがあります。ただデータで見ると、先制を許した試合では7勝12敗1分と負け越しているんですよね。一度逆転しても再逆転され、試合を落とすケースも多々見かけます。
【イニング別得失点】
1回:29得点/16失点 2回:27得点/16失点
3回:16得点/9失点 4回:22得点/14失点
5回:32得点/13失点 6回:39得点/28失点
7回:12得点/4失点 8回:14得点/36失点
9回:7得点/11失点 延長:4得点/4失点
今季の広島"8回の悪夢"にうなされています。ブルペン陣が安定感に欠け、勝利の方程式が固まってきません。
先発がイニングを稼げるチームではありますし、5月に入り森浦&矢崎の復調・ケムナの合流で状態は上がってきています。一方でビハインド場面では、リリーフが痛打され無駄に傷口を広げるケースも…。
今季のカープは、基本「先行逃げ切り」です。先発が強すぎるので、そう簡単ではありませんが、中盤あたりに頑張って点を取ると何か起こるかもしれません。
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4位:中日ドラゴンズ
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🔼イメージ①:「貧打の中日」
昨季打撃成績は軒並みワースト💦
バンテリンドームという打者不利の球場を本拠地にしている以上、致し方ない面があるんですけどね。
しかし今季ここまで打率.246でリーグ3位。昨季1位巨人と100本差をつけられたホームラン数は、ここまで45試合で29本。貧打解消とまでは言えないまでも、確実に火力は上がっています。
監督交代による選手起用の刷新で、打線が活発化しています。助っ人の補強を行わず、打力重視の大胆な配置転換、若手の積極起用で打線を立て直してきました。
【配置転換】
・Aマルティネス(捕手→外野)
・阿部寿樹(二塁→外野→二塁)
・高橋周平(三塁→二塁→遊撃)
・根尾昂(遊撃→外野→遊撃→二刀流?)
【若手起用】
・岡林勇希:44試合/.256/0本/7打点
・石川昂也:33試合/.233/5本/19打点
・鵜飼航丞:27試合/.241/3本/9打点
ただコンバートにより持ち前の打力が生かされた選手が居る一方で、守備負担の増加や連携ミスなど、流動起用や若手中心による弊害も見え始めています。
567離脱者の続出、主力の怪我、ビシエドの不調などが重なり、今は打線に翳りや采配迷走なども見受けられますが「打てるチーム」へと変貌を遂げつつある中日。侮ると大怪我しますよ?
❎イメージ②:「守り勝つ野球」
かつては投手王国と言われた中日。野手の守備能力も高く、ロースコアゲームをしっかり守りきって勝つイメージありますよね?
しかし今季は投手陣が予想外に苦しんでいます。
チーム防御率は3.69で5位と低迷。特に5月からは先発・救援ともに防御率4点台と総崩れ。様々な要因はありますが、一番苦しいのはホーム/ビジターでの防御率の乖離です。
ホーム:2.84/ビジター:4.62
【球場別ワースト3】
・東京ドーム 5.29
・マツダスタジアム 6.15
・横浜スタジアム 6.84
また失策24(5位)と6年連続で失策数2位以上をキープしてきた堅守のチームが、ここに来て守備でもグラついています。
パ・ファンの皆様、中日からは中々点が奪えないと諦めずに応援しましょう。特にパ主催ゲームは何かが起こるかもしれません。
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5位:横浜DeNAベイスターズ
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🔼イメージ①:「ブルペン崩壊」
ここ数年、先発炎上による中継ぎの登板過多や、山崎&三上の不振もあり、"救援失敗"なんてタイトルのニュースを良く目にした覚えないですか?
今季救援防御率は4.06、救援自責点63、救援利用回数は1試合平均3.56回、全てリーグ6位。イメージ通りの結果に思えます。
しかし、今季は一味違うんです!!
勝ちパターンのリリーフ陣、ほとんど失敗しません!救援敗戦は5試合のみでリーグ3位の好成績。防御率も良く、非常に安定感があります。
【勝利の方程式】
・山﨑康晃:11試合/0勝1敗6S/3.09
・エスコバー:18試合/0勝0敗8H1S/3.24
・伊勢大夢:21試合/1勝0敗10H/0.00
・田中健二朗:17試合/2勝0敗6H/1.26
守護神・山﨑は5月1点台で安定してきましたし、田中の復活もかなり大きいです。何より伊勢は驚異的。先日SB相手に初めて失点しましたが、リーグ戦では21試合連続無失点、12試合連続無安打とまさに無双状態。
「DeNAは投手に不安がある」それは事実ではありますが「勝利の方程式は盤石」と但し書きを追加しておきましょう。伊勢大明神が出てきたら、ほぼノーチャンスです。
🔼イメージ②:「強力打線」
ベイスターズ最大の売りは破壊力満点の打線。そのイメージに間違いはありません。
ただこの打線には大きな問題点が。
それは高い打率が得点に結びついてこないところです。
【打撃成績】
チーム打率:.248(2位)
得点:139(6位) 打点:132(6位)
安打:334(5位) 本塁打:28(5位)
得点圏打率:.236(4位)
今年のDeNA、とにかく選手が揃いません。助っ人&佐野不在での開幕に始まり、567や負傷で次々と主軸が離脱。誰かが復帰すると今度は別の選手が離脱という負の連鎖。元々中軸を打つバッターへの依存度が高い打線だけに、ここが抜けると大幅な火力ダウンとなります。
佐野や宮崎は打率こそ高いものの、得点圏では沈黙。昨季大活躍だった桑原は中々調子が戻らず、ソトも波が激しいため、ランナーを溜めて牧に繋ぐ形が作れないのが、得点力不足の要因となっています。
DeNAは爆発力を秘めた打線ではありますが、現状は火力不足です。得点力という部分で言うと「牧個人軍」と覚えておいてください。
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6位:阪神タイガース
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❎イメージ①:「先発は良いけど中継ぎが…」
昨季8回・9回は盤石も、7回までをどう繋ぐかに苦戦。さらにはスアレスが抜け、新守護神が開幕早々にセーブ失敗というインパクト。阪神のリリーフ陣は不安定というイメージ付いちゃってませんか?
しかしそんなのは既に過去の話。
阪神のブルペン、開幕直後のバタバタ感が嘘のように急ピッチで仕上げ、5月の救援防御率は1.75(2位)と堅固です。
【主な中継ぎ防御率】
・湯浅京己:0.98/19試合
・岩崎優:2.40/16試合
・アルカンタラ:4.30/15試合
・渡邊雄大:1.93/15試合
・岩貞祐太:1.64 /14試合
・加治屋蓮:0.96/11試合
・石井大智:2.57/6試合
現在抹消中ですが、他にも浜地・小野など昨季とはガラッと変わった顔ぶれが結果を出しています。
阪神は、先発だけでなくリリーフも相当レベル高いです。パ・ファンには馴染みのない投手が多いと思いますが、非常に強力なので覚悟してください。そしてホークスファンの皆様、加治屋&渡邊が再生しました!感涙するか地団駄踏むか、判断はお任せします。
🔼イメージ②:「機動力が武器」
矢野阪神の象徴とも言えるのが"機動力野球"
一時低迷した阪神を上位に押し上げた重要なファクターであり、阪神を語る上で欠かせないキーワードですよね?
リーグ戦での盗塁数は29でリーグ1位。個人では中野10盗塁(1位)、近本9盗塁(2位タイ)と機動力を発揮しているように思えます。
しかしこの走力を生かしきれていないのが、今季の阪神低迷の大きな要因。得点圏打率は.211でリーグワースト。規定到達者で見るとトップが近本(.321)というのも勿体無さを感じます。
また盗塁以外の走塁で増やした得点を示す走塁指標"UBR"で見ても、トップ10入りが佐藤輝(1.3点)のみ。チャンスが少ないとも取れますが、代走起用回数もここまでリーグ5位タイとらしくない結果。返すべき打者が得点圏で打てず、足を使える打者が走塁面で取りこぼす、ちぐはぐな状態。
阪神打線の武器は今のところ"機動力"とは言い難いようです。あと個人的な感想をお伝えしておくと「佐藤輝明はクラッチヒッターというよりチャンスメイカー」と言うべきかもしれません。
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いかがでしたか?
イメージのアップデートは上手くいったでしょうか?
まだまだシーズン序盤ではありますが、想定外のことは色々ありますね💦それも含めてプロ野球の醍醐味かもしれません。
セ・リーグファンの皆様。
この度は無礼な発言も多々あったと思います😓
ファン心理的に、贔屓球団を自分で貶すのは良いけど、外野に口出されると腹立ますよね?わかります。
異論反論は認めます(笑)コメント欄に是非ぶつけてくださいね♪
長々とお付き合いありがとうございました。
それでは、また👋
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