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【小学校5・6年】全員作れる!和音の音で旋律づくり(音楽授業ネタ・創作)

5・6年生の「音楽づくり」の授業ネタです!

令和3年度版「音楽のおくりもの」のなかの
『和音に合わせてせんりつをつくろう』

と、

令和2年度版「小学生の音楽」のなかの
『和音にふくまれる音を使って旋律をつくりましょう』

の内容を網羅して作っています。


和音の音を考えながら旋律をつくる、という課題。


音楽に親しんでこなかった生徒にとっては結構厳しい課題ですよね…。


教科書では見開き2ページで創作についての課題・説明がなされていますが、

2ページで創作について理解するのもまたまた難しい…。


先生が追加でいろいろ説明してあげなければいけないことになります。

今回の場合、

●そもそも和音って?
●長音階って?
●和音と旋律のちがいとかさなり

これらを復習、理解して音楽作りにすすむ必要がありますし、

実際に旋律をつくる時には

●音の長さ(リズム)をきめる
●和音の音を確認して
●和音の音を調和するような音の高さを決めて
●旋律全体が自分の気にいるようにする

という

なかなかの総合的な課題。

授業の進め方、ワークシートなどをうまく整理しておかないと

あちこちから質問責めにあったり、

すぐできてしまう子と、まったく進んでいない子の差ができたりして、

大変です。


上で紹介した「音楽づくり」のむずかしさを、教員歴15年以上、元作曲専攻、アレンジピアノ系YouTuber、の私が解決したのが今回の教材ネタです。

ぜひ使ってみてください!



この教材の中身

この教材の中身は、

●授業スライド(音源付き)Keynote
●授業スライド(音源付き)PowerPoint
●「和音の音で旋律作り」ワークシート5ページ Word,PDF
●「せんりつにかくれる和音をみつけよう」プリント Word,PDF
●きかせあい・ふりかえりワークシート Word,PDF

がついています。

このまま授業に使えますし、多めな課題設定で作っていますので、取捨選択したり、授業の補助として、など、自分流にカスタマイズして使えるようになっています


↓以下、簡単に教材の中身を紹介します。

授業スライド

授業スライドは「音楽づくり」の準備としておさえておきたい、「音階」「和音」について16スライドを使って丁寧に説明をしています。

ただ説明するためのスライドではなく、実際に和音を弾いてみたり、実際の曲で確かめてみたりできる活動的な内容。


↓長音階について復習(音入り)

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↓長音階が使われている実際の曲をみてみる(音付き)

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↓「音階」と「せんりつ」の違いを復習(音入り)

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↓和音について復習(音付き)

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↓和音と旋律とのかさなりを学ぶ(ツイート動画をみてください)

授業スライドはKeynote版とPowerPoint版の両方あります。


個人的にはiPadを使ってKeynoteで授業するのが楽でおすすめです。

【授業の準備が半分に!?】音楽教員がiPad Pro 12.9インチを持ったら便利すぎたという話


和音の音でせんりつづくりワークシート

「和音の音でせんりつづくり」は「和音」「リズム」「旋律のながれ」などたくさんの要素を考えながら創作をする課題ですが、

考えやすいように、それぞれの要素を分けて創作がすすめられるようにワークシートを工夫しました。

↓以下は1ページ目の「練習問題」です。

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リズム、和音、せんりつ(音の高さ)の要素を一つずつ決めていきながら創作します。

楽譜を書くことも最初はオーバーワークになってしまうので省いています。(問題が進むにつれてできた旋律を楽譜に書く課題も用意)

練習問題はリズムが決まっていて、1と4小節目はすでにできている設定で取り組む課題でかなりやさしめ。

子供が行うのは表を埋めていきながら、2小節の音の高さをきめることだけです。


この練習問題でまずは課題自体に慣れてもらって、

つぎに同じ枠組みで行う課題が続いて4問あり、

最終的には1〜4小節目のリズムと旋律を全て自分で考える課題になります。

また、和音の進行が違う問題も用意されており、つなげて8小節の旋律をつくらせることもできます。

全てやる必要はありません。子どもたちに合わせて使ってください。

Word文書でのお渡しなので、自由にワークシートをアレンジできます。


「旋律にかくれる和音をみつけよう」プリント

時間があるなら、和音から旋律を考えるだけでなく、「旋律から和音を考える」課題もやってみると良い学習になります。

楽譜を書く練習になりますので、やってみてください。


きかせあい・ふりかえりワークシート

創作が終わったら、発表したり、きかせあいしたり、振り返りさせたり。つい時間がなくて適当になりがちなところもありますが、ワークシートの型を用意したので参考になるかと思います。

こちらもアレンジできるので、自分なりの質問や書き込ませたいことなどを入れてみてくださいね。


この教材の価格

この教材ネタですが、定価は4980円になります。 

高いと思われるかもしれませんが教材作りの時間が大幅にカットできますよ!

お忙しいあなたにおすすめです!自分の時間を大切に。


購入された方で使い方、教え方に関して質問があれば答えています。バックアップもいたしますよ!


購入された方の声



教材データのダウンロードは以下から

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914字 / 9ファイル

¥ 4,980

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