見出し画像

あえて、いらんことも言う

 ぼくは隠し事が好きではない、というか得意ではない。

 仕事でも、ある不都合な情報を隠しながら進めていく、という手法? があるかもしれないが、できる限りぼくはそれを避けてきた。

 「そんなことを伝えるから話がこじれてしまうんだよ。要領が悪いな」

 と、ぼくのやり方を見た人は思うかもしれない。


 ぼく自身も、話をしながら、ほんとは言わないでおいた方が話がスムーズに言っただろうなぁ、と思うことがないわけではない。

 というか、そういうことばっかりだ。

 そして今日もそんなことがあった。


 話がこじれるかもしれないな、と感じながら、仕事関係の人に相談をして、結局思ったような流れにはならず、


 どうしたらいいんだろう、


というように話が停滞してしまった。

 しまったなぁ、、、


 でも、ぼくとしてはここで情報を隠したままにしておくと、結局何かの拍子に明らかになって、

「あの時と話が違うではないか!」

 なんてことにもなりかねない。
 もしもそうなってしまったら、ある意味信用問題にまで発展してしまうかもしれない。


 なので、ぼくはある程度は情報をオープンにして話をする事にしている。


 というか、それがぼくの性質だから仕方がないのかもしれないけれど。


 で、結局今日の話し合いはどうなったのか?


 どうしたもんかなぁ、と悩んでいたら、ちょっと納得のいかない顔をしていた相手方の方から、解決策を出してきてくれたのだ。


 包み隠さず、内情をきちんと伝えた上で相談をしたことが、最終的にはよかったのかもしれない、と思う。


 最後は、やはり信用なのかもしれない。


 もちろん、どんなときでもすべてをオープンにするわけではなく、それはケースバイケースではあるけれども、


 下手に隠してあとでバレて痛い目に合うよりは、最初から全部伝えておく方がいい、ということも少なくない。


 とはいえ、それで怪我をしたこともあるけども。


 それでもきっと、相手はこちらのことを信用してくれたのではないか、と思うのだ。


 

読んでいただいて、とてもうれしいです!