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米作りをしながら、コーヒー栽培について考える。|結局、つくるということは繋がっている話。
こんにちは、やん。です。
このnoteでは、コーヒーを通したコミュニティーを創りたい私が、
コーヒーのことや、頭の中のこと、改装中の古民家のこと、映像制作についてぼんやりと投稿していきます。
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田舎に移住して約1年。
今日ははじめての、稲刈りでした。
3年前から通いで、田植えのお手伝いはしていたものの、はじめて間近で苗が成長していく姿を目にたのが今シーズン。
田んぼに張る水量の調整をしたり、猛暑の中田んぼに生える雑草を抜いたりしながら丹精込めて作ったお米が収穫されました。
機械化が進んだ現代でも、人の手でしかできないことはたくさんあります。
・100枚もの苗運搬
・トラクターが通った跡の、田んぼを平す作業
・トラクターが入らない部分の、田植え
・田んぼの高低差を調節するために、柵づくり
・育苗箱にこびりついた、苗の根を取る作業
・雑草抜き
・稲刈り機の入らないところの、稲刈り。
・精米後に着色米(小さな黒い斑点)がないか、地道にチェック。→味に差はないが、見た目にも美しいお米を食べてもらいたいからやっていますが、気の遠くなる作業。(コーヒーのハンドピックみたいです)
もっともっと手作業はあるのですが、
ざっと上げるとこれくらい。
ひとつひとつの作業は、単調だけど意味があって、そんな作業の合間にコーヒーの生産のことを考えます。
例えば、収穫期間について
1年(5月〜9月末)かけてつくるお米と比べて、コーヒーって、最低3年は収穫できないのかぁ。
そうなると、コーヒーの病気や気候変動にような減産は大きな痛手になることが想像できます。
→ロブスタ種やハイブリット種が増えるのも、生産者側とすれば自然な流れですよね。
他にも、流通について
手間隙かけて作られたものは、ちゃんと評価されて流通してほしい。
私たちがお手伝いしているお米は、おいしいと思ってくださり長年繋がりのある方々に購入してもらっています。
作ったお米を食べている方がどんな方なのか、知って、ものづくりをすることは大きなモチベーションになることを実感しています。
私たちの住む地域は、お米や野菜づくりをされている方が多いので、JAではお野菜が驚くほど安く売られています。
購入側からすると、とってもありがたいことだけど、、、
若い生産者(家族を養う必要のある)からすると、なかなか農業一本でやっていくのは難しいのが現状です。
安い安いっていいことばかりじゃない。
そんなことを、今まで考えなかったよなぁ。
これは、コーヒー業界の波にも、その他の農業全般の流れにも通じるものだと思います。
米作りを通して見えてきた、コーヒーのこと。
生産者の目線で考えること、すこしずつ経験して、これから関わるコーヒー業界でも思考のプロセスや想いは引き継げると思っています。
結局、ものづくりはつながっているんだなぁ。
そんなことを考えた、米作り1年目でした。
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古民家小屋を改装して、コーヒーを通したコミュニティーを作ることが夢です。
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