「コピーは、コーヒー牛乳飲みながら。61」第58回宣伝会議賞グランプリ&コピーゴールド受賞・田中貴弘さんインタビュー
六十一杯目は
「なかなか見どころのある悩みをお持ちですね。」
「病院に行くほどでもないから、苦しい。」
いくぜ、2022年!!
波乱万丈だった2021年も終わり、新たな年が年がスタートしようとする今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか? さあ今回の「コピコヒ」は、そんな今年を締めるにふさわしいお方にインタビューをお願いしました。
ええ、もう本当にこの方しかいません! 満を持しての登場、田中貴弘さん!
第58回宣伝会議賞で、ビオフェルミン製薬の課題で
がコピーゴールド。そして商工組合中央金庫の課題で
がグランプリに選ばれた男性です!
歴史に輝く、W受賞!!
20年にも及びこの賞に挑戦し続けてきた田中さん。聞くところによると、名古屋・大阪・東京の三大都市を歩いてきたコピーライター人生だったそうです。一体どんな半生だったのか、そしてあの歴史的瞬間の心境はどうだったのか!?
実はこの連載で3度目の登場! 東京・渋谷でその物語をお話を伺いました。最後までぜひご覧ください!!
肉屋からコピーライターへ!?
オフィスの片隅で始まった「広告講座」
田中さん:大学時代は、大学行かずにずっと肉屋でバイトしてましたね。単位取るために必要最低限行って。楽しすぎたんですよ、肉屋が(笑)
出身が三重でして、名古屋の大学に入ってたんですが片道2時間でして。もうその時点で嫌になりますよね(笑)だからず〜〜とバイトしてましたね。
————ご就職は大丈夫でしたか?
田中さん:もうバイトばっかしてて、とはいえこのまま肉屋で働くわけにもいかず就職しました。教育系の出版系の会社でそこの営業職でしたが……そこがすごいブラックでして。
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