「コピーは、コーヒー牛乳飲みながら。50」第57回宣伝会議賞シルバー受賞・密山直也さんインタビュー
五十杯目は、「その発送はなかった。」「社員全員、グビ。」
ついにきました、第50杯目!
コピーライターにインタビューする企画「コピーは、コーヒー牛乳飲みながら。」記念すべき回のお相手は、密山直也さん。長年宣伝会議賞に参加され、今年CBcloudの企業が緊急配送でPickGoを使いたくなるキャッチフレーズ
が協賛企業賞、サントリーコミュニケーションズ・クラフトボスの課題で
がシルバーを受賞された男性です。第48回から応募され過去3回もファイナリストになった密山さん、同時期からこの賞に参加していた自分にとってはずっと互いの名前をSKATで知っているという不思議な仲、いわゆる宣友(宣伝会議賞の戦友)。妙な同窓会な気分もありつつ、取材先として向かったのは神戸・北野異人館です。
今回の受賞に至るまでにあった物語をお聞きしたいとお伝えしたところ、ある場所へと連れて行ってもらいました。……て? トップ画像なんで結婚式? その真相は後半にて!
神戸のスターバックス。
そこはコピーを続けようと思った思い出の場所
密山さん:僕がコピーについて知ったきっかけですか? あれです、ゲームのMOTHERです。
————糸井さん!
密山さん:小さい頃、好きだったんですよ。そこから制作者の糸井重里さんの名前を知り、コピーライターという職業を知り。でも当時はコピーライターって……なんだ? という感じでして。そこからキャッチコピーに本当にのめり込んだのは大人になってから。25、26歳のときに仕事の途中で養成講座の様子が目に入ってきたのがきっかけでした。
————養成講座の様子が、目に入った?
密山さん:2010年くらいだったかな。映像関係というわけでもないんですが、テレビの各局の24時間の録画データを、広告代理店がこのニュースがあったと言われたらそれを調べてDVDやVHSにまとめて納品する仕事をしていたんです。その仕事場が関西のコピーライター養成講座の教室のすぐ横で、窓から授業をしているのが見える場所だったんです。
あの人たちは何をしているんだろう、学生も社会人も集まっているけど何を勉強しているんだ……? と興味を感じまして。
そこから基礎講座に半年間通ったのですが、1位になれなかったんですよね。それが悔しくてそのときに事務局の人かな、教えてもらったのが第48回の宣伝会議賞でした。同時にコピーライター養成講座を卒業した後、僕がコピーを書き続けることにつながった場所がTwitterだったんです。
————Twitterが、ですか?
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