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孤独な作業のその先に…

個人でコーヒー豆屋をやっていると大半の作業は当然ながら「ひとり」で行うことになる。

(コーヒー豆屋に限らず個人事業主やフリーランスの方もそうだと思うが…)

焙煎、生豆の選択、カッピング(テイスティング)などの品質の管理、オンラインショップの発送作業、SNSの更新などなど。

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あーでもない、こーでもないと頭の中で考える。

いろんな方にアドバイスをいただいたり、家族に手伝ってもらうことはあるが、基本的には「ひとり」で考え、「ひとり」で実行する作業が大半となる。

ただその分お客さんに喜んでもらえた時の嬉しさは倍増する。

お店でのお客さんとの直接の会話、レビューやメール、DM等でいただけるありがたいご感想、SNSで「美味しかった!」と投稿してくれること。

孤独な作業が多いぶん、他人からこういったリアクションがいただけることがなによりうれしいし、励みになる。

「コーヒーの焙煎」というとただひたすらに「味、品質の向上」に力を注ぎ「職人」のようなイメージを抱く人も多いと思う。

もちろん味づくりは大事だし、そこに力と時間をかけることは絶対に必要だが、ぼく自身は職人気質ではないと思っている。

一日中ただひたすらにコーヒーと向かい合う日々だけが続くと、ぼくの場合多分心がヘトヘトになる。笑

おいしいコーヒーをつくることが楽しいのと同時に、コーヒーを通して誰かと接する、繋がれることが楽しい。

極論を言えば、自分でめちゃくちゃおいしいと思うコーヒーができても、誰にも飲んでもらえず、なんの反応もないとぼくは悲しい。笑

「孤独な作業」が報われるのはコーヒーを通して、誰かに喜んでもらえた時、誰かの役に立てた時。


誰かの喜びを想像しながら、今日も黙々と「ひとり」の作業を進めていく。


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愛媛県松山市の小さな町で自家焙煎コーヒー豆屋をしております。ネット販売もしてますので、ぜひのぞいてみてください。↓


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