LPへの集客率大幅UP!生成AIを活用した、デジタルマーケティングとは
こんにちは、柳澤です。
12月初旬の暖かい週末は、少し遅れた紅葉を楽しんできました。その後一気に寒くなり、あっという間に年末となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、電子契約サービスCoffeeSignの運用会社であるSDT株式会社では、生成AIを活用した新しいサービスを展開しようとしています。また、マーケティングにも積極的に生成AIを活用し、生産性の向上を進めていきたいと考えています。
現在は、既存の業務の中で、例えば、ニュースレターのタイトルの壁打ちや、Google広告のコピーの作成、note記事のアイディア出し、リリース記事の文字校正、画像生成などの可能な範囲で、生成AIを適用しています。その効果の検証を行いながら、自分たちの中で知見を蓄積している段階です。
そんな中、Google広告のコピー作成に生成AIを活用したマーケティングでは、インタラクション率を大きく上げ、それが月間で過去最高の新規ユーザー数に結び付くという成果を出すことができました。
成果が出ているところと、まだまだこれからのところがありますが、今回は特に効果が出た「生成AIを活用した、マーケティング効果」についてお伝えし、皆さまにお役立ていただければと思います。
なぜGoogle広告に生成AIを活用しようと思ったか。
SDT株式会社は、そこまでリソースが潤沢にあるわけではありませんが、代わりにテクノロジースタートアップとしてのデジタル知見は豊富にあります。足りない部分はテクノロジーで解決することをモットーに、今回もまず生成AIを活用し、良い成果を出すことができないか検討してみました。
例えばコピーを考える際、少人数で考えるとバリエーションが出にくいという課題がありますが、ChatGPTでコピーのアイディア出しを行えば、これまでにない斬新なアイディアが出せるのではないかと考えました。
ChatGPTで壁打ちしながら、コピーを改善
CoffeeSignのGoogle広告の説明文とコピーは、元々、サービス立ち上げ時に戦略担当が考えたものを使っていました。
その後、ユーザー層などもだんだんと固まってきた段階で、さらにお客様層にフィットするコピーのアイディアが欲しいと思い、以下のようなプロンプトでアイディア出しをしてみました。
すると、下のように新しい説明文と、広告見出し案をあっという間に出してくれました。それまでメンバーでは思いつかなかった柔らかく軽やかなコピーも多数あり、さっそくこちらをGoogle広告に適用して、元案と新しい案で約1カ月ほど運用して、結果を比べてみる事にしました。
インタラクション率が大きく改善、新規ユーザー登録数も最高値に
広告がどれくらい効果があったか確認する数値であるインタラクション率は、7月頃まで残念なことになかなか平均4%を超えられていませんでした。
今回、ChagGPTとの壁打ちで出てきた新しい広告でチェックをしてみたところ、反応の良いコピーが幾つかあったので、元のコピーと入れ替えてみるなど、数ヶ月かけて改善を繰り返していきました。
すると、インタラクション率を、常に6%を超える状態までいくことができ、平均で約2%もアップさせることができました。
また、広告の改善が、ランディングページからの新規アカウント登録にも結びつき、11月度は新規ユーザー数が過去最高の数字になりました!!
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このほかにも、アイディアが欲しい時、壁打ち相手が欲しい時に生成AIを頼りにすることは多いです。
マイクロソフト社がCopilot(副操縦士)という名称でさまざまな生成AI機能をリリースしましたが、まさに同じように生成AIを頼れる伴走者だと感じています。
SDT株式会社では、さらなる価値向上のために、これからも生成AIをビジネスに役立てていきます。