見出し画像

胎児の頃

妻の古くからの友人の話。

自分の娘との入浴中にその子が、

「お風呂の中はお腹の中みたい」

といったんだそうです。

お腹の中のことだけでなく、それ以前の記憶もあるとのこと。

「高いところにいたの、
  高いところから、どの人のところで生まれようかな、と思って、
  それで、お母さんにしたの。
  お母さんとお父さん、子供を凄くほしがっていたでしょ?」

確かに、当時、不妊治療をしていたそうです。

 「お腹の中にいたら、とても大きな声が聞こえたの。
  それで、早く生まれなきゃいけないと思って、急いででてきたの」

そういえば、出産前日、旦那と激しく口論したことを思い出したそうです。
本当なら予定日は1週間先のはずだったが、
そのとき急に産気づいたとのこと。

赤ちゃんにとってお腹の中はお宮であり、母のお腹の中で全身を羊水によって守られいます。赤ちゃんにとってこれ以上居心地のいいところはありません。

生まれた出た後は、それに近いのが湯船や海やプールでしょうか。

だから入浴は、単に体の汚れを落とすためだけのものではなく、胎児のころに戻るような意味もありそうです。胎児に戻ってストレスを忘れる。

例え泳げなくでも、海やプールに入ってプカプカしたり、ボケーッとするのもいいと思います。

読んでくれてありがとうございます。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?