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【ランダムnote】握手と搾取

四国吉野川大歩危小歩危エリアでラフティング大会、大歩危リバーフェスティバルが開催された。イベント実施には協力いただくスタッフの皆様は必要不可欠。今回も多くの方のご協力をいただき無事に終了することができました。大会終了後、報酬に関して思うことがありました。またお金の話です。

自然の中での実施ということで、スタッフの皆様には臨機応変に対応いただいています。ですので、すんません!大変な感じになって申し訳ない!でも、お願いします!という感情になります。スタッフの皆様はトラブルや予定外のことが起こっても自身のスキル・経験を基に現場で問題を解決するため、今回も何度も助けられながら大会を進めることができました。大会の片付け終了後、スタッフの皆様に報酬をお渡しする機会があり「受け取ってもらえる有難さ」を感じました。

大会の様子

ここからは、状況や経緯、関係性や考えは千差万別ということを踏まえたうえでのお話です。「お金なんてなんていらないよ」という信頼関係は素晴らしいです。しかし、個人が時間とお金をかけて培ってきたスキル・経験を発揮いただいたのに対価を支払いないことは、強い言葉で表現すると搾取と捉えることもできます。握手しながら「ありがとうございました!!」だけでは、中々ツライ感じになっていきます。「おつかっれした!ありがとうごました!」と言いながらお金を渡して「ありがとう!大変だったよ~」とか言われながら受け取ってもらえるのも信頼関係だと思います。

0か100かの極論ではなく、状況や経緯、関係性や考えが違うので判断が難しいのは大前提として、物事の広がりを考えたとき、横の広がりと、縦の広がりがあると思う。横の広がりは人の交流や繋がり、縦の広がりは技術や洗練さ。一方方向に広がり続けても全体としては大きくならない。大きくしていくには横にも縦にも広げる必要があり、スキル・経験を持った人材に協力いただくことは縦の広がりの技術や洗練さにつながると思います。人件費や設備投資等、縦を伸ばすにはお金が必要。そのため常にお金のことは考えながら、資金を得るにはどうすれば良いかは考えておく必要があると感じた出来事でした。

終わり。

あとがき

お金の価値観はいろいろとあるけど、金金金で解決できることもある。


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