空は繋がっているから

小さな頃からわりと、自分の性格をめんどくさいと感じてきた。

考え過ぎる。

過ぎたことを悔やみ、深読みし過ぎて勝手にいろいろ思ってしまう。

私が言ったことに、相手はどう感じたかな。

私が何かをやってしまったのかな。

私がもっと、何かできたかもしれないのに。

50歳を越えてもなお、そんなところで頭を悩ませ、内省を繰り返してしまう。

おそらく私ひとりが与える影響はごくごく小さくて、息子に言わせれば「母さんにそんな影響力はないって！相手はなんとも思ってないって！いろいろ考えすぎやろ」なことばかりで。

それはそう！そうなんだけど。


こんな性格なので、よっぽど気心の知れた人以外は、相手の気持ちを深読みし過ぎて自分の気持ちを上手く出しきれないところもあって。

本当の気持ちを話したものの、言わなければよかったかな、と考えてしまったり。

そんな私にも、とっても居心地の良い場所ができた。

複雑で間の抜けた頭の中を自由に表現できる場所。

それを受け止めてくれる人ができて

気持ちの根っこを伝えたい人ができた。

そしてあなたの存在は、その場所をさらに居心地良くしてくれた。

できないことでできている。

できないは可愛い顔をしているよ。

そんな言葉を、今まで誰が言ってくれただろう。

今日も思う。

今も思っている。

私にもっと、何かできたのかもしれない、と。

私の紡ぐ言葉に、もっと力があったのなら、と。

空は繋がっているから。

あなたはそう言って、泣いている私の背中をさすってくれた。

だから今度は、私があなたの背中をさすってあげたい。

空は繋がっているから。

交わした言葉も心も、消えたりはしないから。

だから、大丈夫だと自分に言い聞かせて、深呼吸をする。

梅雨がもうすぐ明ける。

そうしたら、青い空が窓から見えるようになるから。

同じ空が見られるから。

さみしくなったら、空を見ようと思う。

それにちゃんとまた、文章で会えると信じている。

週に一度はnoteを投稿しようと思っていて。
そうしないと、書かなくなりそうな気もしていて。

そして先週投稿してから、あっという間に１週間が来てしまいました。

今日のために書いておいた記事もあったのですが、なんかこれは違うって思ったので、今の気持ちをつらつら書き始めました。

頭の整理をしようと思って、ぽっかりしたものを埋めようと思って、勢いで書いてみたものの、何が言いたいのか自分でもよくわからない。

推敲魔の私が推敲もせずに。

でも今日の私にはしっくりきているので、たまにはこんな記事もよいかな、と思っています。


創作大賞も、それに向けて推敲を重ね、丁寧に書いてきた記事は出さず、出せずのまま。
代わりに、その時の感情で出したくなったものを出しました。

ほんとに不思議なこと。
文章は生き物みたいだなぁと思ったりしています。

私はnoteで何が書きたいのか、何がやりたいのか。
長く書き続けてきて、たくさんの記事を読めば読むほど、それがよくわからなくなってきています。

ただ、記事は「作品」だとを私が意識し過ぎていたのかと、ちょっとそんな気もしていて。

本名でなく「琲音」だから自由に書けるものもあるので、もっと気楽に、考え過ぎずに楽しんでみたらいいのかな、と思ったりもしています。

自由、この自由に責任を持って。

なんだかもう、まとまりもなくて何がなんだかですが。

スーパーの宅配で注文しておいた3色だんごが昼過ぎには我が家に届くので、珈琲と一緒に、3時のおやつにひとりで食べようかなと思っています。