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自分と自分と自分、それは自分

私は、結構エゴイストなんだろう。
ただ、しかしながら、
自分のことを意識すぎることはひどく嫌いだ。
いやこれは、私の心理状態の落ち込みからきているものではなく、いたって冷静である(自分に対して冷徹である)。
この自意識の発現を撲滅したいという考えは、別に今始まったことではない。とりわけピックアップしたのが、今になっただけの事である。

Simple is best 

この概念が私は好きだし、なんかずっと実践しているような気がする。このSimpleの指す意味がでも結局、私的解釈になってしまうところが、この概念の惜しいところ。一義的に定まった概念にしておいてほしかった。考える暇、疑う余地を私に与えてほしくなかった。

だから私は、Simple is bestに代わる、私だけの一義的な状態を作り上げる言葉を提唱することにした。

Stone is best. I'm a stone.

これによって、私が私をどう理解し、表現するかが決まった。石になるのだ。厳密には私の肌の色、身体の形、表情が際立つような、それはまさしく石のように目立たず、特別でなく、締まった格好をする。Simple(ありのまま)よりも、よっぽど石という普通名詞から得られる伝統のイメージが支える立体的な定義の方が、指針がたてやすい。

私は改めて、エゴイストであることを明言するが、自分が何においても世俗的な枠組みにはまらないことに、唯一の存在としての誇りを持ち、それを大切にしていきたいと思い、自分は自分が愛してあげないと。その観点から、エゴイストであると言っているのです。
だから、自意識の過剰摂取は必要ない。それは、私のエゴを邪魔する大きな障害だから。
もっとわかりやすく言えば、私は私という存在を絶対的に愛しているのであって、自分の見た目や考え方などの世俗的・社会的要素にはなるべく、意識を向けたくないのである。ただここで誤解してほしくないので強調して記すが、まったく見た目に関心がないとは言わない。超最小限にしたいということである。

むしろ他者へこそ、私の限りある意識も集中力も向けたい。自意識は大きな障害である。エゴイストの私は、私を雲のように浮かんでいる存在に祭り上げているだけだ。

エゴでも、自分、自分、自分しない人がいるという話でした。

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